目指せ!健康あいらんど久米島

9／25

今回は「血圧」についてのお話です。
皆さんの血圧は安定していますか?寒い冬は、血圧が大きく変動する季節です。
寒いと体が感じると、熱を体の外へ逃がさないように血管が収縮して細くなります。すると血液の通り道がせまくなるため、血液を全身に送るためにはより大きな力が必要になります。この大きな力がかかることによって、血圧が上昇するのです。血圧が上昇すると脳出血などの脳血管疾患のリスクが上がります。

■脳血管疾患を予防するためのポイント!
(1)急激な温度変化を避ける
⇒朝の起床時は、布団の中で手足を動かして温めてから布団を出る。室内を温めておく。
⇒入浴前後は、脱衣所に暖房器具を置き温めておく。
⇒トイレの便座にシートを張る、など。
(2)塩分の摂取量を適正に保つ⇒みそ汁などは出汁を活用して、うす味にしよう。
(3)寒いからとあまり動かない⇒ウォーキングなど、ややきつい程度の運動や遠くなければ歩く、掃除など日常生活活動を増やす、SMAPやホタルドームなどの活用など
※現在、高血圧治療中の方の運動強度についてはかかりつけ医とご相談ください。

■脳血管疾患を予防するためのポイント(2)
自分の血圧値を知る「毎日朝夜2回の血圧測定と記録」
春～秋は血圧値が正常でも冬は血圧が高くなる可能性もあるため、毎日血圧を測定し記録することをオススメします。

◇血圧の正しい測り方*血圧手帳を持っていない方は、福祉課へご相談ください。

*1週間以上測定してみて高血圧の診断基準値を超えるようであれば医療機関を受診してみましょう。
*何か気になることがあれば、お気軽に福祉課健康づくり班までご相談ください。

参考：血圧手帳　保健活動を考える自主的研究会、高血圧診療ガイド2020　日本高血圧学会

問合せ：福祉課　健康づくり班
【電話】098-985-7124