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自治体の皆さまへ

公立久米島病院だより

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沖縄県久米島町

4・5月の休診日:毎週日曜・月曜、5/3(金)~5/7(火)※ゴールデンウィーク

■2024年度 病院長より挨拶
公立久米島病院病院長 並木 宏文
日頃より公立久米島病院にご協力いただきまして誠にありがとうございます。2024年4月となり、新年度を迎えましたため、改めてご挨拶を申し上げます。
島民の皆様にとっては、新しい年度のため、お仕事に、生活にご多忙な時期と存じ上げます。当院も新年度を迎え、新たに入職する職員を迎えました。新入職員は皆様と共に島の生活を始めておりますので、皆様におかれましても、これまで同様、温かい目で歓迎をいただけますと幸いです。
一方で、2024年3月までで退職した医師、看護師、事務職員なども複数おります。医療業界においては、数ヶ月あるいは数年で職員の変わることがよくあることとはいえ、皆様に貢献すべく、尽力していた方々が島を離れることに寂しさもあります。様々な事情はありますが、島民の皆様にとって大切なインフラである久米島病院の機能を維持し、安心・安全な医療を提供できるよう、引き続き努力していく所存です。
なお、安心・安全に向けた病院の体制、方針につきまして、昨年に開設しました病院ホームページに掲載をしております。2024年度も皆様からの声を多く反映できますよう邁進して参ります。どうぞよろしくお願い申し上げます。

■「子どものぜいぜい ~『細気管支炎』と『喘息』~」
公立久米島病院小児科 渡邉 幸
新年度が始まりました。子ども達は皆ワクワクドキドキしながら新生活をスタートしていることと思います。環境の変化に敏感なお子さんは少し不安そうにするかもしれません。そんな時は「不安だよね。」と気持ちを受け止め、ぎゅーっとハグしてから送り出すことをお勧めします!
さて、前回から引き続き、「ぜいぜい」についてお話します。「ぜいぜい」と聞くと、「ぜんそく?」と思い浮かべる方が多いと思いますが、実は2歳以下のお子さんのぜいぜいの原因で最も多いのは、「ウイルス感染」による「急性細気管支炎」です。

「急性細気管支炎」:最も多い原因は「RS(アールエス)ウイルス」。他にもライノウイルス、パラインフルエンザウイルスなども原因となる。症状は最初は鼻汁や発熱、軽い咳症状で始まり、そのまま軽く済む人もいるが、中に3-4日後から徐々にぜいぜいしたり、呼吸が速くなりミルクを飲みにくそうにして、受診が必要となる子もいる。特に生後半年未満の赤ちゃんがこれにかかると、入院が必要となることもしばしば。

細気管支炎にかかるとその後しばらく、風邪などのたびにぜいぜいすることがあります。これは「反復性乳児喘鳴」とも言われ、ここでもまだ「ぜんそく(喘息)」とは言えないのですが、喘息に準じた治療を行うことで、ぜいぜい発作を予防することができるため、長めに予防薬を飲んでもらうこともあります。
一方喘息は、季節的に繰り返す咳、夜間や運動後に咳やぜいぜいする、動物や煙との接触などで毎回咳き込みが出る等、発熱や風邪症状がない時にも、繰り返し咳が出ている時に疑います。実は「ぜいぜい」していなくても「喘息」のことはあるため、咳エピソードを繰り返している時にはぜひ一度ご相談ください。
喘息の診断は年長時では「呼吸機能検査」や「呼気NO検査」という肺の状態を評価する検査を行いますが、乳幼児は難しいため、喘息に対するお薬を使用して効果があったかどうかで判断します。また家族にアレルギー(喘息、アトピー性皮膚炎等)の方がいるかどうかや、アレルギー検査の結果なども診断の参考になります。
細気管支炎と違って、喘息は「長く付き合っていく病気」になります。より早期から治療を行うことで、将来的に喘息体質を持ち越しにくいことがわかっています。当院では呼気NO検査、呼吸機能検査、アレルギー検査を行うことができます。喘息ではないかと気になる症状がある方はぜひお気軽に外来でご相談ください。

受付時間:午前8時30分~11時
午後1時~4時

問合せ:【電話】985-5555

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