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まちの話題

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沖縄県久米島町

■久米島モデルに熱視線 トンガ王国など6か国が視察
10月31日(木)トンガ王国大使を代表とする6ヶ国の方々が「久米島モデル」の視察のため来島されました。今回の視察は昨年、小島嶼国開発途上国の国連代表や副代表(トンガ・サモア・ツバル)が久米島を訪問したことをきっかけに実現したものです。各国、自国での「久米島モデル」の展開を検討するための視察となっています。
近年、この「久米島モデル」は、熱帯・亜熱帯地域での展開可能性が注目を集めており、国内外から関心が高まっています。

※「久米島モデル」とは汲み上げた海洋深層水と表層水を、まず始めに海洋温度差発電に使用し、発電後の海水を養殖事業、冷熱利用農業、製造業、観光業に複合的に利用する久米島独自の海洋深層水活用方法です。

■笑顔と賑わいの一日久米島町産業まつり
12月1日(日)久米島ホタルドームで産業まつりが開催されました。午前9時のオープニングセレモニーを皮切りに、ドーム内では褒賞授与式や展示コーナー、健康増進コーナーや特産品販売が行われました。今年もエアー遊具が大人気でした。屋外では、苗木や久米島産紅芋の無料配布、野菜や特産品の販売があり、飲食コーナーではおでんや牛汁、天ぷらなどを提供。車エビのつかみ取りには子供たちが長い行列をつくり子供から大人まで楽しめるプログラムで大盛況となりました。

■サンゴ苗付け体験で海の未来を学ぶ
10月13日(日)久米島ホタレンジャー27名がサンゴ苗付け体験(久米島漁協サンゴ養殖部会主催)に参加しました。ホタレンジャーは1年を通じて自然環境や生き物のつながりを学んでおり、今回は当体験でサンゴ保全活動への理解を深めました。
サンゴ養殖部会は、生物多様性に富んだ久米島の海を守るため、島内学校や子どもたちを対象に海中環境教育を行っており、今回の苗付け体験はサウジアラムコ沖縄サンゴ礁保全活動支援基金助成事業を活用して実施しました。

■久米島の海の幸が大集合
「海の幸を食べてくだ祭」(主催:久米島町漁業集落)が11月9日(土)に開催され、久米島近海で取れる海の幸を求めて多くの来場者で賑わいました。魚介類販売のほか、車えび等の掴み取りやサンゴ苗付け体験、アオウミガメや藻場の調査を行っている水産技術研究所職員による講話などが行われました。
この祭りは島内での魚食普及を図るため町漁業集落が離島漁業再生支援交付金を活用して実施しています。

■国民スポーツ大会で快挙 赤嶺勝永さん
10月に佐賀県で行われた国民スポーツ大会で字比嘉出身の赤嶺勝永さん(那覇西高校3年)がやり投げ競技に出場し、自己新記録の67メートル77で優勝を果たしました。
勝永さんは投てき種目で全国入賞を目指すため、球美中学校を卒業後は那覇西高校へ進学。やり投げの県高校記録保持者である叔父の赤嶺永哲さんから指導をうけ、日々トレーニングに励んでいます。叔父の記録68m62を超えることが目標。

■FC琉球選手らが直接指導 久米島でサッカークリニック開催
県出身のJリーガーによるサッカークリニックが11月30日(土)にふれあい公園で開催されました。久米島SCと球美FCから総勢38名の小学生が参加し、プロ選手から直接指導を受ける貴重な機会となりました。FC琉球の津覇実樹選手(うるま市)幸喜祐心選手(宜野湾市)特別参加の増谷幸祐選手、そして上原慎也さん(西原町)が技術指導やゲーム形式の練習を通じて、サッカーの楽しさやチームワークの大切さを伝えました。子どもたちは、プロ選手との交流を通じて、さらなる成長を目指す意欲を高めました。

■三島郷友会総会開催 久米島紬の恩人の顕彰碑建立等テーマに
11月10日(日)那覇市のパシフィックホテル沖縄に本島在住三島(西銘、上江洲、久間地)郷友会員約50人が集い5年振りの総会等が開催され親睦を深めた。テーマは西銘との縁が深い久米島紬。西銘出身で久米島博物館開設に尽力し初代館長を勤めた故上江洲均氏の遺言{1600年代前半に久米島紬をブランド化に尽力した恩人4人(坂元宗味、友寄景友、上江洲家三世智隆、四世智囿)の「顕彰碑建立」}の具現化や「久米島紬職人から人間国宝の誕生を」のアピールを行った。
アピールに関しては、2019年に年間を通して沖縄タイムスで『久米島紬の四季』を連載した堀川幸太郎記者にご講話で担っていただき来場者と共有した。堀川記者は、取材の経緯や紬の魅力を語り、島の人たちが伝統を継承する重要性を訴えた。
講演には25年に「久米島紬重要無形文化財国指定20週年」を迎える久米島紬事業協同組合から松元徹理事長ほか職人4人や西銘の大城秀文区長が出席し講話に聞き入った。松元理事長から顕彰碑建立を前向きに検討したい旨あり、役員改選で選出された内間仁春新会長からは堀川記者の称賛と「久米島紬の現状や、これからの販路拡大」について話され協力を呼び掛けた。
(在沖三島郷友会 事務局長 吉濱秀彦)

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