東京音楽大学付属民俗音楽研究所教授 金城厚教授 伝統文化講演会・座談会

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10/31(火)
離島振興総合センター視聴覚室で、東京音楽大学附属民俗音楽研究所の金城厚(かねしろ　あつみ)教授を講師にお招きし、講演会と座談会が開催されました。
金城教授は1976年～1979年にかけて伊平屋村の各字に伝わる民俗音楽の調査に来られており、「伊平屋島で伝承される古謡について」をテーマに行われた講演会では、ウンジャミ・シヌグ・ウスデーク等についての講演が行われ、古謡を歌い継ぐことの意義について話されました。座談会では「伊平屋村各集落の行事および伝統文化の継承、現在の状況や課題について」をテーマに、今後の担い手不足の解決方法等について、意見交換を行いました。

金城厚(かねしろ　あつみ)教授プロフィール
山口県出身。音楽学博士(東京芸術大学)。長年、沖縄本島および離島地域で継承される芸能を調査研究し、大学での講義を行ってきた音楽研究の第一人者。沖縄県芸術大学で約30年間教鞭をとり、同大学名誉教授となる。現在、東京音楽大学付属民俗音楽研究所教授。著書には、『沖縄音楽入門』や琉球の音楽を考えるー歴史と理論と歌と三線―』などがある。