祝 カジマヤー

16／20

10/20(金)
島尻区に住む平良増雄さんのカジマヤー(数え年97歳)が開催されました。平良さんの自宅入り口をカラフルな風車で飾りつけて、15時頃から御願を行い、かぎやで風を筆頭に鳩間節、黒島節などでカリーをつけました。
主役の平良さんは金色のチャンチャンコを羽織り、帽子も被るように促されましたが、「かしまさぬ。」と退けて元気な様子を見せました。
久しぶりに会った姪との一幕で、「おじいが忘ようたんてん、わんが覚ようとぅ、しむんどう。」と掛けられた言葉に、慕われる叔父であった様子が伺えます。
昔から、有言実行で背中で語るタイプだった平良さん。伊平屋では村有船の船員として、第3伊平屋丸からフェリー伊平屋までの長きに渡り海上輸送に携わりました。その傍ら海人としての能力も開花させ、水深30mは楽に潜っていたそうです。これからも元気に楽しんでもらいたいです。この度は、おめでとうございます。

平良増雄さんは、奥様と1958年(昭和33)年に結婚して、伊平屋村に住み4男1女を立派に育て上げ、現在では、4人の孫に恵まれています。そんな御長寿の好物は島ダコ。