保健センターだより No.3

12／22

■自分の血圧をきちんと把握していますか?昼間の血圧が正常な人でも、2人に1人早朝高血圧が見逃されています!

《正常血圧の人》
日中から夜間にかけて一度も収縮期血圧(上の血圧)が135を超えることがない
《就寝中に血圧上昇》
就寝前から朝にかけて血圧が高い状態
《目覚める前後に急上昇》
目覚める前後に血圧が上がる

《昼間は正常範囲内に下がる》
このような方に多い
・心臓病や腎臓病がある方
・睡眠時無呼吸症候群の方
・高齢者動脈硬化症のある方

※詳しくは本紙14ページをご覧ください。

■早朝高血圧を見逃さないためにも、家庭で血圧を測定しよう
1　血圧計の選び方
・上腕測定タイプ
・上腕挿入タイプ

2　正しい測定方法
《測定のタイミング》1日2回(朝・夜)行う
朝：
・起床後1時間以内
・トイレに行ったあと
・朝食の前
・薬を飲む前
夜：
・寝る直前
・入浴や飲酒の直後は避ける

《測定時のポイント》
○椅子に座って1～2分経ってから測定する
座ってすぐだと、血圧が安定しないことがある。測定時には腕の力を抜いてリラックスする。
○薄手のシャツ1枚なら着たままでOK
○カフは心臓と同じ高さで測定する
カフが心臓よりも低い位置だと数値が高く出たり等、不正確になる場合がある。

3　血圧の基準値
血圧手帳に記録をして、主治医(病院)に確認してもらいましょう!
治療の開始や、内服薬の種類の変更、増量(減量)する際の大切な判断材料となります!

◎30～40代も要注意!拡張期血圧(下の血圧)
若い時に下の血圧が高いと、ほぼ間違いなく壮年以降に上の血圧が高くなります!
若い世代も積極的に血圧測定を行いましょう♪

お問い合わせ先：八重瀬町保健センター
【電話】098-998-1149