■6月9日 祝・海神祭港川ハーレー/全島奉納角力大会
旧暦5月4日は「四日の日(ユッカヌヒー)」と呼ばれ、県内各地で航海安全と豊漁を願い、ハーレーが行われます。ユッカヌヒーにあたる6月9日、八重瀬町でも、港川漁港で職域・親善・ハーレー体験学習の種目に分かれて競漕する「港川ハーレー」が行われ、合わせて30チーム以上が参加しました。
職域ハーレーの決勝では、前代未聞の3隻レースで行われ、会場はとても盛りあがりました。陸上自衛隊南与座分屯地ハーリー同好会が優勝し、3連覇を果たしました。
港川の子どもたちは、朝早くからハーレーが終わるまで、鉦(かね)打ちをしながら拝所や集落を歩きまわりました。
午後からは、沖縄全島奉納角力大会が開催され、県内各地の力自慢が重量級と軽量級、そして大会初の女子の部で試合が行われました。白熱した戦いに観客の声援も力がはいり、最後まで賑わいを見せました。
■6月13日 八重瀬町戦没者追悼式
戦後79年、先の大戦で亡くなった戦没者の御霊を供養する八重瀬町戦没者追悼式が6月13日、具志頭城址公園内の魄粋之塔(はくすいのとう)前広場で執り行われました。
追悼式は、町遺族連絡協議会や地元の小中学校、事業所、役場の関係者などが参列し、戦没者のご冥福と恒久平和を祈りました。
戦前の人口:国勢調査より(1940年10月1日現在)
戦没者数:沖縄県HP『「平和の礎」刻銘者数一覧』より(2023年6月23日現在)
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