熱中症の予防には、水分補給と暑さを避けることが大切です
▼部屋の中でも注意が必要です エアコンを上手に使いましょう
熱中症は、室内や夜間でも多く発生しています。節電にも配慮して適切にエアコンを使いましょう。
また、エアコン使用中もこまめに換気をしましょう。
[節電]〈こまめにフィルターのお手入れをする〉2週間に1回を目安にしましょう
[節電]〈適切な室温設定〉
[節電]〈すだれやカーテンを活用し直射日光を遮る〉
[換気]〈換気をして屋外の涼しい空気を入れる〉
[換気」〈窓とドアなど2カ所を開ける〉
[換気]〈扇風機や換気扇を併用する〉長時間、風が体に直接あたらないように注意しましょう
[節電]クールビズを取り入れる
[節電]複数台の使用を避け、一部屋に集まるなど工夫する
「暑いからエアコンつけてね!」
〇温度・暑さ指数を確認する
▼さらに気をつけるべきポイント のどが渇いていなくてもこまめに水分・塩分を補給しましょう
〇1日あたり1.2L(リットル)を目安に
コップ約6杯
・1時間ごとにコップ1杯
・入浴前後や起床後もまず水分・塩分補給を
※水分や塩分の摂取量はかかりつけ医の指示に従いましょう。
▼高齢者は特に注意が必要です
[体内の水分量]
「輸液・栄養ハンドブック」より作成
小児:75%
成人:60%
高齢者:50%
1 体内の水分が不足しがちです
高齢者は若年者よりも体内の水分量が少ない上、体の老廃物を排出する際にたくさんの尿を必要とします。
2 暑さに対する感覚機能が低下しています
加齢により、暑さやのどの渇きに対する感覚が鈍くなります。
3 暑さに対する体の調節機能が低下します
高齢者は体に熱がたまりやすく、暑い時には若年者よりも循環器系への負担が大きくなります。
※心臓や腎臓の悪い方や持病をお持ちの方は、かかりつけの医師にご相談下さい。
〇東京都23区における熱中症死亡者の状況(令和3年夏)
※計39人(速報値)のうち
約8割は65歳以上の高齢者 → 屋内での死亡者のうち約9割はエアコンを使用していなかった
↓
[エアコン設置有無・使用状況別]
出典:東京都監察医務院
エアコン有・使用有:6%
エアコン有・使用無:76%
エアコン無:18%
▼予防法ができているかをチェックしましょう
・エアコン・扇風機を上手に使用している
・部屋の温度を測っている
・部屋の風通しを良くしている
・こまめに水分・塩分を補給している
・シャワーやタオルで体を冷やす
・暑い時は無理をしない
・涼しい服装をしている 外出時には日傘、帽子
・涼しい場所・施設を利用する
・緊急時・困った時の連絡先を確認している
〇環境省 熱中症予防情報サイトからの情報をチェック!
【HP】https://www.wbgt.env.go.jp/
環境省では、暑さ指数(WBGT)の情報提供を行っております。令和3年度より全国展開熱中症警戒アラートおよび、暑さ指数のメール配信等をご活用ください。
「熱中症警戒アラート」は環境省のLINE公式アカウントで確認することができます
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