国保統一化(4) 国民健康保険税率の統一について

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病院で保険証を提示すると、本来の医療費の1～3割の負担で治療を受けられます。また、入院などで高額な医療費が発生した場合は医療費の一部が払い戻しになります。このような自己負担以外の医療費は健康保険が負担しており、これを保険給付といいます。
保険給付の財源となるのが保険料(税)ですが、国民健康保険の場合、保険料(税)率が市町村ごとに異なっています。そのため、同じように保険給付を受けていても住んでいる市町村によって負担する保険料(税)額が異なります。

〔例〕国民健康保険税の所得割※の税率の違い
(近隣・同規模市町村)
※所得割は、世帯の所得に対して計算される税額です。

負担の公平性のためには、所得や世帯構成が同じであれば、県内どの市町村に住んでいても、税額が同じになることが理想です。
そのため、沖縄県は将来的に保険料(税)率の統一を目指しています。
全国的にも都道府県単位での税率統一について取り組まれており、この取り組みを進めるため、国は昨年10月に「保険料水準統一加速化プラン」を策定しました。

◆標準保険料(税)率
統一後の保険料(税)率の目安となるのが、沖縄県が市町村ごとに設定する「標準保険料(税)率」です。
標準保険料(税)率と比べると、現在の北谷町の税率は低い水準となっています。
将来的に税率が統一された際に一度に大幅な引上げとならないよう、段階的な見直しが必要となっています。

お問い合わせ：保健衛生課　国民健康保険係
【電話】936-1234(内線2410)