■市町村ごとに異なる保険税率
病気やケガで医療機関にかかるとき、医療費の大半は公的医療保険(国民健康保険や協会けんぽ、共済組合など)が負担し、私たちは本来の医療費の1~3割の負担で済みます。また、入院などで高額な医療費が発生した場合は医療費の一部が払い戻しになります。このような自己負担以外の医療費は公的医療保険が負担しており、これを保険給付といいます。
保険給付の財源となるのが保険料(税)ですが、国民健康保険の場合、保険料(税)率が市町村ごとに異なっています。そのため、同じように保険給付を受けていても住んでいる市町村によって負担する保険料(税)額が異なります。
例)国民健康保険税の所得割※の税率の違い
(近隣・同規模市町村)
※所得割は、世帯の所得に対して計算される税額です。
・市町村で違うたん!
■国民健康保険税率をめぐる動き
負担の公平性のためには、所得や世帯構成が同じであれば、県内どの市町村に住んでいても、税額が同じになることが理想です。
そのため、国は保険料水準の統一に向けた取り組みを進めるとし、保険料水準統一加速化プランを策定し、令和15年度を目標に完全統一を目指すとしました。
沖縄県においても国の方針等を踏まえ、将来的に保険料(税)率の統一を目指して取り組んでいます。
北谷町としても国県の方針に基づき保険料(税)統一に向けて取り組む必要があります。
お問い合わせ:保健衛生課 国民健康保険係
【電話】936-1234(内線2410)
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