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自主文化事業「組踊鑑賞公演~報告~」

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沖縄県北谷町

北谷町自主文化事業2024 北谷町平和推進祈念・対馬丸事件80年追悼祈念・ちゃたんニライセンター開館20周年記念 組踊鑑賞公演 創作組踊「対馬丸」が10月12日(土)ちゃたんニライセンターカナイホールで開催されました。

第一部は、北谷町少年少女三線教室と浜川っ子放課後三線教室の子どもたちが、平和の願い歌「春の小川・月桃・新安里屋ゆんた」を披露。また子ども地域交流を兼ねた出演で「うるま市赤野区キッズ浜千鳥サークル」が、故郷を偲ぶ琉球舞踊「浜千鳥」を対馬丸の子らへ想いを寄せて踊りました。北谷町平和推進にて北谷町ピースメッセンジャー(6名)が「平和スピーチ」を次世代を担う代表として反戦の意、恒久平和を願う思いを発信しました。
一部の最後は、組踊子役を指導した「女流組踊研究会めばな」が「鎮魂の舞」を踊り、今もなお海底に沈む対馬丸の映像、対馬丸と共に眠る犠牲者の御霊に、鎮魂祈念が捧げられました。

第二部は、創作組踊「対馬丸」(原作大城立裕脚本・演出山城亜矢乃)を上演。北谷町子ども組踊教室の受講生と、出演に応募した子どもたち8名が、約五か月間の稽古活動(組踊の稽古や対馬丸事件の勉強)を行い、組踊の様式にあわせた表現で学童疎開の様子を作品の要をプロの琉球古典芸能実演家が支え、命の尊さ、無力な沖縄、翻弄されるうちなーんちゅ、戦争の悲惨さを描きました。ギャラリー北谷では「対馬丸事件80年〜御霊に想いを寄せて〜」と題し、対馬丸事件についてパネル展で紹介。折り鶴コーナーを設け平和への誓い、御霊への祈りを捧げる場を提供。多くの来場者が折った折り鶴は対馬丸記念館へ寄贈しました。

お問い合わせ:ちゃたんニライセンター 生涯学習プラザ
【電話】936-3492

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