救命活動への貢献に表彰状

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5月8日津嘉山自動車学校教官の藤田洋さん(51)、同校副校長與儀喜史さん(58)の2名が南風原町津嘉山にて発生した救急事案において、迅速且つ冷静な判断と適切な対応により尊い人命を救ったとして、東部消防組合より功労表彰状を授与されました。
藤田さんらは、3月10日職務中、運転教習生であった女性が体調不良を訴えたのち、近くのコンビニエンスストアのトイレ内で意識不明、呼吸困難の状態となっているところを発見。店舗の店員とも連携し、直ちに119番通報及び胸骨圧迫、その後消防隊への適切な情報共有を行いました。
藤田さんは「日頃、教習所での応急救護過程にて教習生に伝えていることを無我夢中でやるしかなかった。これからはさらに教習生に対して命の大切さを伝えていきたい」と話しました。
東部消防組合仲村等消防長は、「藤田さんらの素早い処置、連携により生命に危険が及ぶ事態を回避したことは救命活動に多大な貢献をした事案である。消防機関は皆さまと一緒に地域の安心、安全を守れることを誇りと思っている」と感謝を述べました。
傷病者の女性は、脳卒中の診断で、現在は会話ができるまでに回復しているとのことです。