沖縄県では、果菜・果実(マンゴー、グワバ、トマト、ピーマン)などに甚大な被害を与える害虫ミカンコミバエを1986年に根絶しました。
しかし、東南アジア等の発生地からミカンコミバエが侵入し、再発生する危険性があることから、誘殺板を設置することで侵入防止に努めています。
写真に写っている板はミカンコミバエを防除するための誘殺板(テックス板)です。誘殺板にはミカンコミバエのオス成虫を誘引する物質と少量の殺虫剤がしみ込ませてあり、オス成虫が誘殺されます。誘殺板は住宅地域の庭木や街路樹に吊り下げて、毎年4月~12月の期間で年4回設置しています。(口に入れなければ人体に害はありません。)
住民の皆さんのご理解とご協力をお願いします。
※写真は広報紙7ページをご覧ください。
問合せ:
・沖縄県病害虫防除技術センター
【電話】886-3880
・産業振興課 農政班
【電話】889-4163
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