1月15日から2月6日までの期間、黄金森公園陸上競技場にてサッカーJ1名古屋グランパスの春季キャンプが行われました。キャンプ期間中は多様な取り組みが行われ、町内を盛り上げていただきました。
◎選手の皆さんから町民へのメッセージ!!
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■リーグ戦優勝目指し南風原町からスタート!!
名古屋グランパスは昨年リーグ戦6位となり悔しい結果となりましたが、新戦力も加入し、新たなチームで南風原町からシーズンをスタートさせました。
キャンプ期間中は天候にも恵まれ、5試合の練習試合も行われるなど、充実したトレーニングを実施できました。
また、キャンプ期間中にはコロナ渦の影響で実施できなかったファンサービスも5年ぶりに行われ、県外からも多くのサポーターが訪れました。
この後チームは2月23日に開幕戦を迎え、2010年以来のリーグ戦優勝を目指します。
■10周年の節目に包括連携協定を締結
名古屋グランパスの南風原町での春季キャンプは2015年にスタートし、今年で10周年を迎えました。
これまでも様々な取り組みが行われてきましたが、今後の継続的な交流と今後の更なる展開を目的とし、「キャンプ地包括連携協定」を2月1日に締結しました。
尚、Jリーグチームが本拠地以外のキャンプ地と協定を締結するのは全国初となります。
◆サッカーandチアダンス教室
1月27日(土)に町内小学生を対象にしたサッカーandチアダンス教室を開催しました。
サッカー教室では名古屋グランパスの豪華なコーチ陣や若手選手も指導に加わって行われました。
経験のあるコーチ陣の的確なアドバイスを子どもたちは真剣な表情で聞き入り、ミニゲームでは若手選手も含めて笑顔の中、交流を図っていました。
チアダンス教室では名古屋グランパス公式チアダンスチーム「チアグランパス」のメンバー3人による指導が行われました。
教室には約20人が参加し、チアダンスの指導が行われ、最後には1曲を全員で披露し、短い時間の中でも子どもたちの成長が見られました。また、チアダンスチームによるデモンストレーションも披露され、子どもたちは憧れの眼差しで鑑賞していました。
◆夢先生
名古屋グランパスOBで元日本代表である玉田圭司さん、公式ダンスチームチアグランパスメンバーが南風原中学校1、2年生約550名を対象に、夢を持つことの大切さをテーマにした講演会を実施しました。
玉田さんは、ご自身のサッカー選手としての貴重な経験から「夢を持ち続けることは大切だけど夢は変わっても良く、それに向かって努力し続けることが大切」などと話しました。
質問タイムでは生徒から様々な質問があり、生徒にとって貴重な講演会となりました。
◆オンライン食育講演会
町内4小学校の児童を対象に、名古屋グランパス管理栄養士の森裕子さんによるオンライン食育講演会を開催しました。
また、沖縄ポッカコーポレーションの協賛により、カルシウムの吸収が良いレモンラッシー作り体験も行われ、楽しく食について学ぶ機会となりました。
◆名古屋グランパス管理栄養士に学ぶ!!キッズアスリートを支える保護者のためのスポーツ栄養講座
1月16日(火)、名古屋グランパス管理栄養士の河村美樹さんを講師に招きスポーツに取り組む児童の保護者向けに栄養講座を開催しました。
講座では、普段の食事の取り方や試合前日・当日・終了後の効果的な食事、試合の合間のオススメの食べ物などが紹介され、キッズアスリートを支える保護者にとって有意義な講座となりました。
参加者の1人は「とても分かりやすく勉強になった。今まで周りの間違った情報を鵜呑みにしていた部分もあったので、これからは正しい知識を基に我が子に合った食事を作っていきたい」と話しました。
◆1ゴール10球キャンペーンin南風原
名古屋グランパスによる地域貢献活動の一環として、キャンプ期間中の練習試合のゴール数1得点につき10球のサッカーボールを南風原町内の小中学校、スポーツ少年団に寄贈する企画を実施しています(沖縄トヨタグループ協賛)。
2018年より始まったこの企画では、これまで470球のサッカーボールを町内の子どもたちに贈呈しています。
今年はキャンペーン対象の練習試合にて合計8ゴールをあげ、80球のサッカーボールが子どもたちに贈呈されました。
◆指導者講習会
2月3日(土)、町内で小中学生を指導しているコーチを対象に指導者講習会を開催しました。
名古屋グランパスGMで元日本代表の山口素弘さんが講師となり、約1時間実技を含めた指導が行われました。
声かけの大切さや、練習の流れや目的などについて充実した指導が行われました。
最後には全員でミニゲームも行われ、楽しく交流が図られました。
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