南風原町の皆さま今年もよろしくお願いいたします
■2025年 年頭のごあいさつ
◯南風原町長
赤嶺 正之
新年おめでとうございます。
皆様におかれましては、健やかに新年を迎えられたことと心よりお喜び申し上げます。
昨年は、南風原町にとって多くの成果を収めることができた一年でした。振り返りますと、7月には、AIオンデマンド交通「mobi」の実証運行を実施し、地域交通の利便性向上に向けた新たな一歩を踏み出しました。9月には、カナダのレスブリッジ市との友好都市締結20周年記念事業を実施し、国際交流の重要性を再認識しました。そして11月には、ふるさと博覧会を6年ぶりに通常開催し、多くの方々に南風原町の魅力を再発見していただくことができました。
また、字津嘉山区におきましては、21年ぶりに大綱曳きが行われ、地域の伝統文化を再確認する機会となりました。
しかしながら、昨年は能登半島地震をはじめ、沖縄本島北部での豪雨被害など、大きな災害も発生しました。被災された方々に心よりお見舞い申し上げます。私たち南風原町も、この災害から学び、地域の防災力を高めるための取り組みを進めてまいります。自助・共助・公助の連携を強化し、地域全体で支え合う体制を築いていく所存でございます。
新しい年を迎え、私たちの町がさらなる発展を遂げるために、引き続き皆様と共に歩んでまいります。地域の皆様のご意見やご要望を大切にし、より良い南風原町を目指して努力してまいりますので、本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
◯南風原町議会議長
赤嶺 奈津江
謹んで新年のご挨拶を申し上げます。
町民皆さまにおかれましては、健やかに輝かしい新春を迎えられたことと心よりお慶び申し上げます。
昨年を振り返りますと、11月に行われた「ふるさと博覧会」は6年ぶりの通常開催では、多くの来場者もありコロナ禍前の賑わいを感じました。また、初の琉球かすり大使コンテストでは、男性大使も誕生し多様性に満ちた本町の更なる活性化を期待いたします。
一方、長引く原油等の高騰、さらには円安による食材料費の価格の値上げは、町民生活にとって厳しい1年でもありました。また、コロナウイルス感染症も本県は全国的にも感染率は高く、終息には至っておらず、さらには例年より早くインフルエンザが流行し猛威を振るっておりますので、町民皆様におかれましては、引き続き感染対策に心がけて頂きたいと思います。
また、国政においては、自公政権が15年ぶりに過半数割れになる中、103万円の壁引き上げなどの議論されております。本議会といたしましても今後の動向を注視し、適切な行政サービスの確保に議員一丸となり取り組んでまいります。
町議会のDXの取り組みとして、タブレット端末を全議員へ配付し、12月議会では、紙とデータによる併用で試行しました。今後も委員会等を含めペーパーレス会議への移行に努めてまいります。また、議会活性化調査特別委員会において、引き続き「開かれた議会」に向け議会改革を進めてまいります。
結びに、巳年は「復活と再生の象徴」というヘビのイメージから「新しいことが始まる年」、「成長・変革」の年と言われております。町民皆様が年頭に掲げた目標の達成を議員一同心よりご祈念申し上げ、新年のご挨拶といたします。
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