南風原町では、青少年を海外に派遣し、教育・文化等の視察学習やホームステイ及び現地ミドルスクールへの体験入学、現地県人会との交流会を通して、国際化時代に対応しうる青少年の育成を目的に国際交流事業を行っています。
当事業は、アメリカ合衆国ハワイ州とカナダ国レスブリッジ市を交互に訪問し、これまでに289名の青少年が参加しています。
今回は、団長の新垣吉紀副町長、町内の中学生10名、引率職員2名の計13名の団員が10月24日から11月2日の日程でカナダを訪問しました。
■団員レポート 国際交流事業を通して学んだこと、考えたこと
◯安仁屋 彩紀(あにやさき)(南風原中3年)
研修を通して沢山の人との出会いや気づきがありました。学校では緊張していたけど、皆が優しく声をかけてくれて安心しました。友達とはアニメの話をして仲を深めることができました。日本の学校とは違う売店があることやランチはサンドイッチだけなど驚くことがありました。この経験を機にカナダに住みたいと思いました。
◯新垣 七教(あらかきなこ)(南風原中3年)
10日間の本研修を通してとても刺激的で自分の新たな一面を見つけ出すことができ、カナダと南風原のつながりも感じ取れ、色々なことを再発見できました。また、自分の視野も広げることができ、とても良い機会になりました。外国語をもっと勉強して、いろいろな国に沖縄の文化を伝えていきたいです。
◯小林 愛子(こばやしあいこ)(南風原中3年)
今回の国際交流事業は、新しいことばかりでとても楽しい10日間でした。特にミドルスクールでは生徒たちの活発さに驚き、良い刺激をたくさん受けました。カナダでは、自分の英語力など未熟な部分に気付いたので、もっと自分自身の力を伸ばしていきたいです。
◯谷村 珠奈(たにむらじゅな)(南風原中3年)
私は国際交流事業に参加したことで、自分の中の人生観が360°変わりました。美しい自然や、美味しい食事、今では入国審査など不安だったこともとてもいい思い出で、いい体験だなと思います。これからも体験を活かし、沢山のことに自主的に挑戦したいです。
◯桃原 杏奈(とうばるあんな)(南風原中3年)
十日間の研修を通して、自分自身を見直し、視野を広げられる機会になりました。沢山の人と出会い、カナダでしかできないような体験を沢山させていただきました。また、カナダへ行きたいという新しい夢もできました。この経験は一生の宝物になると思います。
◯西銘 桂甫(にしめけいすけ)(南風原中3年)
国際交流に参加してみて特にカナダの人たちが僕達に対して優しく接してくれたことが印象に残りました。ホストファミリーが暖かく迎え入れてくれたことや学校でたくさんの人が声をかけてくれたこともあり、僕自身も話しかけることで3日間が充実しとても楽しい学校生活を過ごすことができました。
◯宇津野 碧依(うつのあおい)(南星中3年)
初めての海外で、不安なことも沢山あったけど、ホストファミリーの人や学校の子供達は、暖かく私達を迎えてくれ、なれない英会話も一生懸命きいてくれました。今度は、逆の立場で、カナダの人を迎え入れる機会があればいいなと思いました。
◯宮城 和心(みやぎわこ)(南星中3年)
この国際交流を通してとても興味深い様々な異文化にたくさん触れることができました。広大な自然や、動物たち、親切な人々がとても印象に残っています。とても短い滞在期間でしたが、自分の英語を用いてたくさんの思い出を作ることができて、非常にいい経験になりました。
◯仲盛 希彩(なかもりのあ)(南星中3年)
カナダでは文化や生活などの違いを通して多くの知識を得ることができました。中でもホームステイや学校生活ではジェスチャーや単語だけを使って乗り切る事が多くとても大変でしたが、自分の価値観や国際的視野を広げられるようなとても良い体験ができました。
◯武富 一輝(たけどみかずき)(南星中3年)
今回の研修で、「国で差別しない優しさ」を知ることができました。体調が悪くなったときに、「大丈夫?」と声をかけてくれたのは今でも忘れられません。今回の体験を活かして、他人にもっと優しくしていきたいと思います。またカナダに行きたいです!
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