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令和5年度 施政方針(1)

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沖縄県本部町

◆はじめに
令和5年第1回本部町議会定例会の開会にあたり、令和5年度予算案をはじめとする諸議案の説明に先立ち、町政運営の基本的な考え方について申し述べます。また、主要施策の概要を申し述べ、議員各位並びに町民の皆様のご理解とご協力を賜りたいと存じます。

新型コロナウイルス感染症が、感染症法で位置づけられている2類感染症から5類感染症に変更される方針が打ち出され、我々を取り巻く日常生活がwithコロナ時代からアフターコロナ時代へと転換していく情勢となっております。本町においても、これまでコロナ禍において、制限された活動が緩和され、社会経済活動が活発化しているところであります。

さて、令和5年度の予算編成におきましては、限られた財源の中で、私の目指す「日本一心豊かなまちづくり」を実現するため、積極的かつ着実な予算編成を行ったところであります。
令和5年度の一般会計予算は、総額99億7千3百万円となっております。前年度当初予算から約19億9千百万円の増となっており、北部振興事業や一括交付金など各種国庫補助金等を積極的に活用し、新規事業及び継続事業の拡充などを提案しております。

◆令和5年度 重点施策の概要
次に令和5年度における重点施策の概要について申し上げます。

◇第1に、「まちづくりの重点事業の実施について」申し上げます。
私は、町政運営の基本姿勢として、町民の生活を第一に据え、全ての町民の『融和』『協調』『個性』を大事に、『日本一心豊かなまちづくり』を目指してまいりました。令和5年度も引き続き、『心の豊かさ』を大切にまちづくりの基本理念といたします。

まちづくりにあたっては、ハード事業とソフト事業とのバランスを図りながら、持続可能なまちづくりを推進することが基本的な考えであります。
令和5年度の主なハード事業には、給食センター改築事業、瀬底団地新築事業、本部港渡久地地区水産整備事業、満名本線(まんなほんせん)整備事業、上本部学園線(かみもとぶがくえんせん)整備事業、田空ハーソー公園機能強化事業など数多くの事業を実施いたします。
ソフト事業関連につきましては、一括交付金を活用した本部町観光誘客周遊バス実証事業、テレワーカー人材育成事業、低炭素なまちづくり推進事業、もとぶブランド牛改良促進事業など多くを実施することにしております。

アフターコロナを見据え、ありのままの自然、ありのままの日常に磨きをかけ、観光客を呼び戻したいと考えております。令和5年度につきましては、新たに『町まるごとテーマパーク強化事業』を立ち上げ、民間が持つ観光コンテンツを積極的に後押ししていきたいと考えております。
更に町まるごとテーマパーク化を推進するため、本部町観光誘客周遊バス実証事業、もとぶマイクロツーリズム推進事業、田空ハーソー公園機能強化事業、本部港渡久地地区水産整備事業などの一層の拡充を図ってまいります。

ICTを活用した行政のDX及び地域のDX推進は、アフターコロナ時代のまちづくりにおいて、その取り組みを着実に強化しなければならないと考えております。

令和4年度に着手し、令和5年2月から稼働している「引越ワンストップサービス」や令和5年4月から一部行政手続きがインターネットを通して可能となる「オンライン申請サービス」も稼働予定であります。

令和5年度は、現在策定中の「本部町DX推進計画」を実施の段階に移行し、本町のDXの推進を加速してまいります。
その一つとして住民情報を取り扱う、基幹系システムのガバメントクラウドへの移行に向けた「行政システム標準化計画」を策定し、作業を進めてまいります。

情報発信の強化は、これらのまちづくりを行うにあたって、極めて重要だと考えております。
これまで、報道各社やFMもとぶ向けの定例記者会見や本町ホームページの機能拡張などを実施しております。令和5年度は、LINEの機能拡張や様々なイベント情報の発信などをより一層、強化してまいります。

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