冬になるとザトウクジラが本部近海に訪れることから、2月11日に町内小学生を対象にホエールウォッチングが実施されました。本部町青少年健全育成協議会が主催して行われ、子どもたちにクジラを近くで見てもらい本部の豊かな海を体験してもらうことを目的に行われました。
この日は天候にも恵まれて、伊江島近海で親子のザトウクジラを見ることが出来ました。親のクジラは体長約13メートルあり、ブローと呼ばれる頭上に水しぶきを上げるシーンも見ることが出来ました。クジラが見えた瞬間には船内から歓声が起こるなど子どもたちも喜んでいました。
参加した瀬底小学校4年の金城幸樹(こうき)さんは「クジラを初めて見ることが出来て感動した。船から見た本部の景色も綺麗で、自分の家も見つけることが出来た」と船の上からの景色も満喫していました。また、同校5年の上間春真(はるま)さんは「クジラが潮を吹いて呼吸しているところや背ビレと尾ビレも見ることができて嬉しかった。他の人にも本部の自然の豊かさやクジラを見ることが出来ることを知ってほしい」と話しました。
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