■本部っ子短期留学チャレンジ事業 報告会
7月に「本部っ子短期留学チャレンジ事業」により米ワシントン州へ派遣された中学生4人・高校生11人の計15人が9月6日、町役場で報告会を行いました。
報告会では、3週間の現地での様子を1人ずつ発表しました。また、グループ別に制作した新聞発表が行われ、現地で学んだことや滞在地の生物などを紹介しました。
◆留学生の声
◇楽しかった留学
本部中学校 3年 安里晃葵
留学前、楽しみな気持ちもありましたが、不安な気持ちでいっぱいでした。留学のメンバーと仲良くなれるか、自分の英語が通じるかなどの気持ちを抱えながらこの留学に臨みました。しかし、この心配は不要でした。留学のメンバーはみんな面白く優しかったため、すぐに打ち解ける事ができました。現地の人とのコミュニケーションも、最初は緊張でうまく喋れなかったけど、だんだんと慣れ自分から話すことができました。この留学で一番リスニング力を上げることができました。最初は全然聞き取れる事ができなかったけど、だんだんと聞き取れるようになり、それがモチベーションにつながりました。逆に課題も見つかり「この単語がわかったら何を言ってるのか分かるのに!」という事が多々あったので、沖縄に帰ってからは単語を覚える事に励んでいます。また、留学に行く前よりも積極的になりました。普段ならやらないようなバスケやポーカーなども積極的に参加し、毎日楽しく過ごすことができました。留学のメンバーも皆個性的だったので、自分も自然とそうなり、新しい自分を見つけることができました。二度と体験できないような楽しい、あっという間な三週間でした。この経験を活かし、学校生活をより良くし、より一層英語を勉強したいと思いました。これからも自分のしたいことを精一杯して楽しく生きていきたいです。
◇短期留学を通して
本部高校 1年 奥平恋
初めての海外経験で、出発前は期待と不安が入り混じり英語が伝わるか、皆について行けるかなど心配でした。最初は英語での会話がスムーズにできず、聞くだけで精一杯で意思疎通に苦労しましたが、現地の方達との交流を重ねるにつれ、聞き取れなっかた会話が次第に理解できるようになり自分の意見もジェスチャーを交えながら少しずつ話せるようになり自信にもつながりました。現地の授業では、日本の授業とは異なり、生徒同士のコミュニケーションがとりやすいような席になっていたり、個人の意見を大切にする、グループディスカッションを中心とした授業が進められていました。また、好きな音楽をかけたり、お菓子を食べながらのリラックスした雰囲気での授業となっていました。それらの違いに戸惑うこともありましたが、それ以上に新しい発見が楽しく文化の多様性を受け入れることの大切さを感じました。今回の短期留学で得た経験は、私のこれからの人生の勇気と自信につながると感じています。また、チャレンジする事の大切さを学びました。この貴重な経験を与えてくださった本部町に感謝し、少しで町に貢献できる人材になりたいと思っています。
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