◆令和5年度 南富良野町・本部町親善交流事業 第31回冬の北海道(南富良野町)体験の翼
1月29日から2月2日、4泊5日間の日程で町内の小学5年生を対象に結成した、本部町親善交流団(児童生徒16人随行員7人)が「友好の町」である南富良野町を訪れ、冬の北海道を体験しました。
今年で31回を迎える本事業は、本部町の次世代を担う児童の健全育成を目的に実施しており、これまでに本部町から約500人の児童生徒が参加し、気候や文化など多くの面で異なる両町の交流を深めてきました。
交流団は、南富良野町の皆様のあたたかい歓迎のもと、町内の小学生との交流学習やスキー体験、カーリング体験、ワカサギ釣り体験、ロケ地見学など雪国の生活や文化を肌で感じました。今年度はコロナの影響で中止になっていたホームステイが再開し、それぞれ受入先の家庭で交流を深めました。
瀬底小5年の上原心花さんは「スキーが一番楽しかった。南富良野町の皆さんが温かく受け入れてくれたおかげで最高の思い出ができた」と話しました。
今年の6月末には、南富良野町の交流団が沖縄の夏を体験するため本部町を訪れる予定です。町民の皆様のあたたかい歓迎をよろしくお願いします。
◆本部町児童生徒表彰式
2月9日、もとぶ文化交流センターで本部町児童生徒表彰式が行われました。この表彰は、地域や家庭で日頃から「人間性・学び・自立心」を合わせた総合的な力の向上に努めた児童・生徒に贈られるもので、今年は31人が表彰されました。
本部高校3年の比嘉成さんは「部活だけではなく、テスト等の勉強面も怠らず力を入れていたので受賞することができて嬉しい。大学生になっても、文武両道で頑張っていきたい」と受賞を喜びました。喜納すえ子教育長は「自分らしく、可能性を信じて、心身ともに成長して欲しい」と話しました。
◇令和5年度 本部町人間力向上推進委員会児童生徒表彰
※詳細は本紙P.4をご覧ください。
◆心豊かな町の話題 創業103年島田商店が百年企業受賞
表彰を受けた児童・生徒ら令和5年11月8日、那覇市内のホテルで行われた県商工会50周年記念式典において字渡久地の島田商店が百年企業として表彰を受けました。島田商店は大正8年に呉服や寝具類、婦人服などの販売を開始し、今年で創業103年となります。店主の島田高代さんは3代目で、現在はトーカチやカジマヤ―などの生年祝い用の着物、サークルや豊年祭の衣装などを取り扱っており、地域行事や文化活動へ多大な貢献をしています。島田さんは「着物を利用する機会が減ってきた時代ですが、これからも頑張っていきたい。しっかり次の世代へバトンを繋げていきたい」と話しました。
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