情報広場(2)

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■乳児股関節脱臼の見落としゼロを目指す取り組み
子育て支援課おやこ保健班では、令和6年1月より東京大学地域看護学教室が行う、乳児股関節脱臼の早期発見に向けた研究に参加しています。
町保健師・看護師が新生児訪問や乳児訪問で赤ちゃんの股関節エコー撮影を行い、小児整形専門医が画像判定を行う仕組みで、東大がデータ収集・分析を行っています。
乳児股関節脱臼は早期発見できるほど治療が簡単で赤ちゃんに負担が軽く、治療成績が良いことがわかっています。しかし早期発見の仕組みづくりが課題となっているため、その課題解決に取り組むための研究です。
全国的にも新しい取り組みですが、もとぶの子どもたちの健やかな成長のために、スタッフも日々精進しております。エコー撮影にご参加いただいているベビちゃん、保護者の皆様、ご協力ありがとうございます。

■飼い主のいない猫について
飼い主のいない猫については、さまざまな相談が町に寄せられます。不適切な餌やりや不衛生なふん尿など、理由はさまざまです。また、猫は繁殖力が強いことから不幸な命が増えやすい動物です。捕獲・処分して欲しいという相談もいただきますが、猫は法律で愛護動物と定められており、むやみに捕獲や処分を行うことができません。
このような飼い主のいない猫の問題解決のための方法として本部町では、公益財団法人どうぶつ基金が不妊手術の費用を全額負担する「さくらねこ無料不妊手術事業」に参加し、地域猫活動を行うボランティア等と連携してTNR事業を行っています。
「さくらねこ無料不妊手術事業」とは、飼い主のいない猫に対し「さくらねこTNR(Trap/捕獲し、Neuter/不妊去勢手術を行い、Return/元の場所に戻す、その印として耳先をさくらの花びらのようにV字カットする)」を実施することで、繁殖を防止し、「地域の猫」「さくらねこ」として一代限りの命を全うさせ、飼い主のいない猫に関わる苦情や、殺処分の減少に寄与する活動です。

TNR活動実施者はご自身で、猫の捕獲、動物病院までの移送等の活動を行うボランティアです。(※本部町が委託して行うことはありません。)

◇飼い主のいない猫をなくしていくためのお願い
かわいそうだからと、ただ餌を与えるだけでは子猫が次々に生まれ、かえって不幸な猫を増やし、生活環境を悪くして、住民トラブルの原因にもなってしまいますので、適切な管理をしないのであれば止めるようお願いします。

◇飼い猫について
猫を飼育するときは、猫の習性や生態をよく理解し飼育環境を整え、周囲に迷惑をかけないようにしましょう。
また、飼い猫は屋内飼育が推奨されています。猫を屋外にだすと近隣住民の迷惑になり、交通事故や感染症などの危険があるので、室内で飼育しましょう。

■無料学習塾のお知らせ
沖縄県の事業として小学生・中学生を対象に無料の学習塾を開いています。成績を上げたい、勉強がわからない…そんな皆さんを経験豊富なスタッフが手助けします。七夕やハロウィン、クリスマス会など楽しいイベントも行っています。お気軽にお問い合せください。
対象者：就学援助を受給している世帯の児童
日時：毎週月曜日、金曜日
・小学生　16：00～18：00
・中学生　19：30～21：30
場所：野原公民館(本部町字野原1番地)　※送迎あり

問合せ：じんぶん塾本部教室(担当　具志堅)
【電話】090-6868-3581

■令和7年度より国民健康保険税の税率が変わります。
本町では沖縄県の運営方針に基づき、課税方式を4方式(所得割・資産割・均等割・平等割)から3方式(所得割・均等割・平等割)へ変更します。変更に伴い、令和7年度から令和11年度までの間、固定資産税の課税の有無により税額に変動が生じます。
詳しい税率については、国保だより(広報3月号)に掲載します。

■献血のお願い
町役場において、赤十字血液センターの移動献血車による献血を行います。
住民の皆様のご協力をよろしくお願いします。
日時：令和7年2月25日　10時～16時まで