■仲宗根 吉子(なかそね よしこ)さん
沖縄市赤十字奉仕団の会長を務める仲宗根吉子さんは今帰仁村出身で、55年前に沖縄市照屋へ転居してきました。当時は友達のいない場所での生活でしたが、公民館行事や婦人会活動へ参加することで協力し合える仲間と出会い、地域との強いつながりが持てるようになったそうです。
赤十字奉仕団に参加したきっかけは、知り合いが活動しているのを見て「自分もやってみたい」との憧れからでした。奉仕団の活動は献血への呼びかけや募金活動、防災訓練での炊き出し指導、こどもの国動物園でのエサ切り作業など多岐にわたります。団員には定年がなく90歳代の方も可能な範囲で活動し支え合いの心を繋いでいます。
仲宗根さんは、献血や防災、奉仕という大切なことに関われることにやりがいを感じ、「何かあった時に助け合うのは地域の住民同士だから、もっと若い人達にも活動を伝えていきたい」と話されていました。仲宗根さんの想いが多くの方へ伝わっていくといいなと思います。
※「くがに」とは、大切なものが輝いているさま。「くがにんちゅ」=輝いている人
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