令和5年度 施政方針(5)

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■次に「人と産業の成長を支え　発展し続けるまち」です。
FIBAバスケットボールワールドカップ2023につきましては、応援機運の醸成やレガシーの構築に向け、ワールドカップ本大会前に沖縄アリーナにおいて記念イベントを開催するとともに、沖縄県や関係市町と連携し、受入体制の構築やシティドレッシング等に取り組みます。

沖縄アリーナにつきましては、MICEや大型イベント等の誘致をすすめるとともに、ネーミングライツの導入に向けて取り組みます。

沖縄こどもの国につきましては、ウェルカムゲート周辺エリア整備基本計画を策定するとともに、拡張区域の用地取得に取り組みます。

エイサーのまちの推進につきましては、エイサー文化の発信拠点となるエイサー会館において、県内外エイサー団体とのネットワーク構築に取り組むとともに、エイサー講座やエイサー検定等をおこないます。
また、エイサー文化の継承発展に向け、沖縄全島エイサーまつりをはじめ、エイサーナイトや地域のエイサーまつりの開催等を支援します。

音楽によるまちづくりの推進につきましては、音楽のまちとしてのブランド力向上を図るため、音楽月間において市内の音楽情報を一体的に発信するとともに、ミュージックタウン音市場の音響設備の機能向上を図ります。
また、ピースフルラブ・ロックフェスティバルをはじめ、市内における多彩な音楽イベントの開催を支援するとともに、沖縄市音楽資料館「おんがく村」において、本市の豊富な音楽資料の整理収集や企画展の開催等に取り組みます。

観光の振興につきましては、FIBAバスケットボールワールドカップ2023およびBリーグオールスター2024と連動したスタンプラリーやイベント等を開催し、観光客のまちなか回遊促進に取り組みます。
また、観光バリアフリーを推進するとともに、メディアやSNS等を活用し、観光スポットやイベント情報をはじめ、個性的な文化や歴史など、本市の魅力を発信します。

スポーツコンベンションの推進につきましては、(仮称)アーバンスポーツパークの基本設計をおこなうとともに、新たにアウェイツーリズムを推進します。
また、スポーツ合宿や大会の誘致等をおこなう沖縄市スポーツコミッションの活動を支援します。

モータースポーツの振興につきましては、モータースポーツマルチフィールド沖縄の活用促進を図るとともに、沖縄アリーナ等を活用したモータースポーツ関連イベントを開催します。

商店街の活性化につきましては、FIBAバスケットボールワールドカップ2023と連動した商店街の賑わいを創出するイベント開催等を支援するとともに、インバウンドを見据えたおもてなし講座を実施します。
また、銀天街の活性化に向け、拠点施設を中心に、地域と一体となったイベントや研修等を開催するなど、人材育成および組織づくりの促進に取り組みます。

企業誘致の推進につきましては、沖縄市企業誘致基本方針にもとづき、関係機関と連携し、本市の産業振興に寄与する業種を中心に誘致活動をすすめるとともに、本市へ新たに立地する企業に対する優遇措置をおこないます。

工芸によるまちづくりの推進につきましては、国の伝統的工芸品である知花花織の担い手育成、コザ工芸館ふんどぅの運営および沖縄市工芸フェアの開催を支援します。

ものづくり産業の振興につきましては、新商品開発や販路開拓等を促進するため、ワークショップや研修会等を開催するとともに、生産者の意欲高揚および市産品の周知促進に向け、沖縄市産業まつりの開催を支援します。

中城湾港新港地区につきましては、物流の促進および定期航路の開設に向け、関係機関と連携し、荷主に対する輸送費の助成をおこないます。

就労支援につきましては、若年者、子育て世代や障がい者等に対する就労相談や職場体験の斡旋など、関係機関と連携したきめ細やかな支援をおこなうとともに、新たに女性のデジタル人材育成に取り組みます。
また、若年者の就業を促進するため、沖縄産業開発青年協会に入隊する若者を支援します。

創業支援につきましては、市内への産業集積に向け、スタートアップに関する事業計画の策定や金融機関等と連携した資金調達を支援するとともに、創業にかかる情報の発信や創業スクールの開催等に取り組みます。

農業の振興につきましては、スマート農業等の新しい技術や事例等に関する講習会を開催するとともに、農民研修センター周辺の活性化に向け、ふれあい広場を活用したイベントの開催を支援します。
また、担い手の確保および育成を図るため、「沖縄市　人・農地プラン」を推進します。

畜産業の振興につきましては、家畜伝染病の予防や優良種畜の導入等を支援し、畜産経営の安定化を図るとともに、畜産共進会の開催により、農家の技術向上や交流等を促進します。

水産業の振興につきましては、漁家経営の安定化に向け、浮漁礁の設置や漁船装備品の近代化等を支援するとともに、小学生を対象とした水産教室の開催および中学生を対象とした漁業体験の実施に取り組みます。