■きらめきフェスタ2023 『ちゃーすが!男は仕事女は家庭そんな考えでいいの?~みんなで考えよう!家庭内男女共同参画~』を開催しました
今年のきらめきフェスタは、第3次沖縄市男女共同参画計画の初年度となり、新たなスタートを迎え、本市の男女共同参画の課題である「固定的性別役割分担の意識が根強く残っていること」に焦点をあて、誰もが性別・年齢・国籍・慣習等にかかわらず、互いを認め合い、一人ひとりが大切にされる社会の実現を目指すことを目的に令和5年10月7日(土)に開催しました。
第一部では、お笑いタレントゆうりきや~による漫談を通して、どこの家庭にもありそうな日常生活を例にあげ、笑いあり、時には反省しながらも、自分の家庭を振り返る時間となりました。第二部のゆんたく会(パネルディスカッション)では、パネリストの皆さんの身近なお話を聞くことで、会場の皆さんからは拍手や笑い声が絶えず、自分のことと照らし合わせ考える時間となりました。
○ゆんたく会のお話(家庭ではどんな役割をしているの?の話題から)
市長:料理するよ。シチューを作ったり、カレーとか。煮込み料理は得意。あとは、力仕事とか、お風呂掃除もするよ。
久高会長:お互い、やれるときにできることをしている。最初は私だけで全部していたけど、どうしてもお迎えができないときに、お願いしたり、夫が自らやってくれたりして、そのうちに役割分担ができてきた。
久高副会長:夫は細かく分けて洗濯機をまわすことができるので、お願いしている。干すのは私で、先に帰宅した人が取り込んで畳み、各自でしまう。自然と役割分担している。夫がしてくれるから、いろいろ活動ができる。とても感謝している。
新垣誠氏:保育園の送迎は私がしているけど、困ったことがあって。こどもを保育園に歩いて送って、家に帰るとき、こどもが持っていたぬいぐるみを持って歩いていると、通行人から変な人と見られて目を逸らされてしまう。まだまだ男性の育児が一般的になっていないからかな。お母さんだったら変な人と思われないよね。
ゆうりきや~:スーパーで買い物をしている夫婦をみかけるけど、どちらか一方は何もせず後ろにいるよね。周りからはどっちも大丈夫?と思うけど、2人の中では、これがいいと思っているかもしれない。お互いがよければいいのかな。でも、重い荷物は持ってもらいたいね。相手を思いやること、互いに認め合い、一人ひとりを大切にしたらうまくいくんでしょうね。
○参加者からの感想
・ゆうりきや~さんの漫談の中で年代別のカップルの例で現状の男女共同参画状況がわかりやすく知る事ができたと思います。
・パネリストの皆さんそれぞれのご家庭の話、めったに聞くことのない市長の家庭内の話、すごくよかったです。
・色々な家庭の形がある中で、「~すべき」「こうあるべきだ」という当てはめはせず、お互いに思いやりを持って、できること、気付いた事をやりながら、感謝を忘れず自分らの家庭を築いていきたいと思いました。
発行:沖縄市 市民部 平和・男女共同課 沖縄市男女共同参画センター
〒904-0003 沖縄市住吉1-14-29 3階
【電話】098-937-0170
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