■『新たな時代に向けて』
明けましておめでとうございます。
市民の皆様におかれましては、健やかに新春をお迎えのこととお慶び申し上げます。旧年中は、市政各般にわたり、格別のご理解とご協力を賜り、誠にありがとうございました。
長きに亘るコロナ禍がようやく収束し、昨年は、「沖縄全島エイサーまつり」を4年ぶりに開催することができました。「エイサーナイト」は大いに盛り上がり、まつり本番は例年以上の賑わいとなり、開催を待ちわびていたエイサーファンがいかに多かったかを実感いたしました。無事開催できた喜びはひとしおであり、開催にご尽力いただいた方々への感謝の念に堪えないものでありました。
また、本市をホームタウンとする琉球ゴールデンキングスがBリーグ初優勝を果たし、バスケットボール熱が一層高まる中、沖縄アリーナにおいて「FIBAバスケットボールワールドカップ2023」が開催され、日本代表の歴史的勝利はいうまでもなく、素晴らしい国際大会として成功裏に終えました。沖縄市が世界の舞台となった本大会の、誘致から機運醸成、大会運営と、ご尽力されました皆様、沖縄らしいおもてなしで盛り上げていただきました市民・県民の皆様に改めて心から感謝を申し上げます。世界中に沖縄の魅力をPRする機会になっただけでなく、島しょ県である沖縄のこども達に大きな夢と希望を提供できたものと感じております。
このような中、本市では、沖縄こどもの国における「夜の動物園」実証実験をはじめ、火葬場整備に向けた基本設計、若年妊産婦やヤングケアラーへの支援、不登校児童への学習支援などに取り組んでおります。本年も引き続き、経済の成長、福祉施策の充実を両輪に据えたまちづくりに邁進してまいります。
沖縄市は今年、市制施行50周年を迎えます。先人達が築いてきた半世紀に亘る歩みに感謝し、さらなる成長と明るい未来を願いながら、市民の皆様のご参加とご協力のもと、様々な記念事業を実施し、この大きな節目を祝いたいと考えております。
沖縄市に期待を寄せていただく多くの皆様の声を大切にしながら、市民にとって快適で安全・安心な暮らし、魅力ある沖縄市を、50年後、さらにその先も享受できるよう、社会的・地域的課題に丁寧に向き合い、柔軟に取り組むべく、新たな時代に向けて、本年も、職員一丸となって邁進してまいりますので、市民の皆様には、尚一層のご支援とご協力を賜りますようお願い申し上げますとともに、皆様のご健勝とご多幸を心より祈念申し上げ、新年のご挨拶といたします。
令和六年 元旦
沖縄市長 桑江 朝千夫
■『あざやかな未来へ向けて 次の50年へ新たな感動と希望を』
明けましておめでとうございます。
令和6年の年頭にあたり、沖縄市議会を代表し謹んで新年のご挨拶を申し上げます。
市民の皆様におかれましては、希望に満ちた新春を晴れやかにお迎えのことと心からお慶び申し上げますとともに、日頃より、沖縄市議会に対するご理解とご協力を賜り、厚く御礼申し上げます。
さて、昨年は、本市をホームタウンとする琉球ゴールデンキングスのBリーグ初優勝や、沖縄アリーナで開催された「FIBAバスケットボールワールドカップ2023」において、男子日本代表チームが48年ぶりに自力でのパリ2024オリンピック出場を決めたことは、私たちに大きな勇気や新たな感動と希望を与え、スポーツコンベンションシティを標榜する本市にとって、誠に誇らしいニュースとなりました。
また、新型コロナウイルスの影響により中止を余儀なくされていた多くの行事・式典等が開催され、特に4年ぶりの本格開催となりました第68回沖縄全島エイサーまつりには36万人の観客が訪れ、新型コロナウイルス以前の生活に戻ってきたことを強く実感致した所であり、市民一丸となって県内外、世界各地からの多くの観光客の皆様に本市の魅力を最大限に発信できたものと存じており、改めて市民の皆様に心から厚く御礼を申し上げます。
私共、沖縄市議会におきましては前回の選挙から市民の皆様の負託を受け1年3か月経過しましたが、改めて沖縄市民の代表として、その責務の重さを感じると共に身の引き締まる思いであります。
迎えた本年、本市は市施行50周年を迎えます。「あざやかに交ざりあう50年チャンプルー沖縄市」をキャッチフレーズに、市議会としましても安心、安全な街づくりと地域経済の回復、本市の魅力を県内外に発信していき、行政と共に地域と連携しながら、次の50年に向け全力で取り組んで参いる所存であります。
また、1月にはBリーグオールスターゲーム2024が沖縄アリーナにて開催され、バスケットボールの熱狂・興奮を7月のパリ2024オリンピックへと導く起爆剤となることを期待しております。
結びに、この一年が市民の皆様にとりまして、希望に満ち、実り多き年となりますことを祈念申し上げ、年頭のご挨拶といたします。
令和六年 元旦
沖縄市議会議長 瑞慶山 良一郎
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