■国家公務員から農家へ転職 ~若き畑人(はるさー)の挑戦~
「若いので、冒険をしてみようという気持ちで農業に挑戦した」と話す大城貫太(おおしろ かんた)さんは、昨年の4月より農業を始めた28歳の新米農家です。
緑豊かな自然が好きで、進路を決める際に1番興味を持ったのが農学だったこともあり、琉球大学農学部で亜熱帯地域の農業を学んだ大城さん。卒業後は厚生労働省沖縄労働局へ入庁しましたが、大学で学んだ農業の知識を活かして、いつかは畑を持ちたいという気持ちを抱き続けていたそうです。
その夢を叶えるべく、一大決心し令和3年3月に沖縄労働局を退官。同年4月から沖縄県立農業大学校で、2年間野菜栽培技術や農業経営などを学びました。現在、就農1年目ということもあり、先輩農家のサポートを受けながら、オクラ・トウガン・カボチャなどを生産しています。
「今は1年目で収穫量は少ないが、今後は2倍3倍と畑を広げていき、大手スーパーにも出荷出来るように安定した収穫を目指す。畑が広がれば、農家としての夢も広がっていく」と今後の目標を語ってくれました。
(取材:宇良葉子・中西舞子)
問合せ:農林水産課 計画土木係
【電話】098-929-3307(内線3237)
<この記事についてアンケートにご協力ください。>