年頭のごあいさつ(1)

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■次の50年へ歩み続ける
明けましておめでとうございます。
市民の皆様におかれましては、健やかに新春をお迎えのこととお慶び申し上げます。
この度、桑江朝千夫市長が逝去されましたことは、深い悲しみであり、これまでのご功績に感謝と敬意を表するとともに、心からご冥福をお祈り申し上げます。
昨年、沖縄市は市制施行50周年の大きな節目を迎えました。誕生から半世紀を迎えた本市の市政各般にわたり、変わらない信頼と期待、そして、お力添えを賜りましたことに、心より感謝申し上げます。
50周年記念事業としましては、沖縄市市制施行50周年記念誌及び記念映像や市内循環バスのラッピング、ヒストリートでの特別企画展などにより本市の歩みを紹介・PRし機運を盛り上げながら、一般公募による沖縄市歌の歌詞追加をはじめ、特別企画を盛り込んだ「沖縄全島エイサーまつり」や「潮乃森ビーチフェスタ」、コザしんきんスタジアムでのプロ野球オープン戦「広島東洋カープ対読売ジャイアンツ」、「NHKのど自慢in沖縄市」、「出張!なんでも鑑定団in沖縄市」、「大相撲沖縄場所」の開催など、実に多彩な記念事業を多くの関係者のご協力を得ながら実施させていただき、市民の皆様と共にお祝いできましたことを大変嬉しく思っております。
また、沖縄こどもの国においては、「夜の動物園」を本格開園し、15歳以下の入園料を無料化したほか、「こども家庭センター」の設置、美さと児童園での「児童家庭支援センター」の開所、生活困窮世帯における学習支援の拡充を図ってまいりました。
加えて、昨年は、大阪府豊中市と兄弟都市提携50周年、山形県米沢市と姉妹都市提携30周年、愛知県東海市と姉妹都市提携15周年の年でもあり、これまで幅広い交流で育んできた友好の絆を互いに喜びあうことができました。
令和7年度は、これまで市民や関係機関、民間団体の皆様と準備を重ねてきた「重層的支援体制整備事業」開始のほか、美里中学校区の児童館「(仮称)きたみ児童館」の開設を予定しております。また、本年は戦後80年、本市の「核兵器廃絶平和都市宣言」から40年の節目を迎えるにあたり、市民の皆様には改めて平和への想いを深める年になることを願っております。
昨年の年明けは、能登半島で大地震が発生し、今も懸命な復興への取り組みが続いております。市民の安全・安心な暮らしを守るため、防災のさらなる強化を意識した出来事となりました。
新たな年を迎えるにあたり、市民の皆様誰もが、明るい希望を描きながら快適に、自分らしく過ごせるよう、本年も一歩ずつ、着実に様々な施策を推進すべく、職員一丸となって邁進してまいります。市民の皆様には、尚一層のご支援とご協力を賜りますようお願い申し上げますとともに、本年も皆様にとりまして幸多き年となりますよう心より祈念申し上げ、新年のご挨拶といたします。

令和七年　元旦
沖縄市長職務代理者
沖縄市副市長　平田　嗣巳