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自治体の皆さまへ

みんなで支え合おう! ~未来へつなぐ“ちゅいしぃじぃ” の心~

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沖縄県沖縄市

「ちゅいしぃじぃ」とは、沖縄の方言で「互いに助け合うさま、自分にできることは進んで提供し、支援しあおう」という考え方のことです。
市内にも食料品、草刈り等の支援や子育てに関する支え合いの仕組みなどがあるのを知っていますか。
さまざまな支え合いがある中、沖縄市社会福祉協議会(社協)と沖縄市ファミリーサポートセンターの取り組みを紹介します。

■フードバンク事業
沖縄市社会福祉協議会では、市民から食料品の「おすそわけ」をいただき、食料品を得ることが難しい世帯へ提供しています。沖縄市フードバンクセンターでは、企業や個人から提供してもらった米や麺類、缶詰、インスタント食品、粉ミルク、オムツなどを陳列し、自身で必要な物を選ぶかたちで2週間分の食料品などを提供しています。
沖縄アレルギーゆいまーるの会からは、さまざまなアレルギー対応食が提供されており、アレルギーのある方も必要な食料品を安心して選ぶことができます。

○食料品をもらいに来る方へ
対象は市内在住の方です。必ず事前の電話予約をお願いします。

○食料品を寄贈していただける企業や個人の方へ
必要な食料品等はその都度変動があるため、事前にご連絡ください。また、資金提供により社協で食料品等を購入することも可能です。

○利用者の声
※詳細は本紙をご覧ください。

沖縄市フードバンクセンター
(久保田3-10-2)
沖縄市フードバンクセンターでの食料品の提供は、令和7年3月末まで。
4月以降の食料品の提供場所は未定となっています。
※詳細は本紙をご覧ください。

沖縄市フードバンクセンター公式LINE
フードバンクセンターの品揃え状況や企業等からの寄付情報を掲載しています。

■ボランティアマッチング事業
沖縄市社会福祉協議会では、ボランティア活動を希望する個人や団体にボランティア登録をしてもらい、直接社協に支援依頼した方や地域包括支援センター等からの依頼で支援が必要な方をマッチングし、庭の草刈り作業やお家の掃除、荷物運びなどを支援しています。
ボランティアの登録や活動は随時行っていますが、年に2回の旧盆ボランティアと歳末助け合いボランティアの際には学生や米軍人等の個人や企業、団体等から多くの方が活動に参加しています。

○ボランティア参加者
学校で募集のお知らせを見て参加しました。人の役に立つことができて嬉しいので、これからも積極的に活動したいです。
市美原在住 上地 沙彩さん(普天間高校1年生)

○ボランティア依頼者
普段は自分で草刈りを行っていますが、体調が悪く長らく行えていなかったため今回依頼しました。その他にも重い荷物を運んでもらう等で利用し、とても助かっています。
市内在住 仲村 兼夫さん

○ちゅいしぃじぃの心を広げよう
家族や隣り近所も含め、少しずつでも助け合いをしてほしいです。それがきっかけで“ちゅいしぃじぃ”の心が広がっていくはずです。ボランティアについては、少しの時間でも活動できる場合がありますので、興味がある方はご連絡ください。市民や企業、行政、私たちが一体となって支援の輪を広げていきたいと思います。
沖縄市社会福祉協議会 神山 義久さん

沖縄市ボランティアセンター公式LINE
ボランティア活動の参加募集や、活動報告・広報誌の配信を行っています。

連絡先:沖縄市社会福祉協議会
【電話】098-937-3385

■沖縄市ファミリーサポートセンター
沖縄市では、近くに頼れる人がいない子育て世帯を支援する仕組みとして、地域で子育ての相互援助活動を行う有償ボランティア事業を実施しています。(委託事業者:NPO法人 こども家庭リソースセンター沖縄)
主な活動内容は、保育施設の開始前や終了後、保護者等の病気や急用時の子の預かりや送迎等、各家庭の状況に応じて支援を行っています。利用者の負担軽減を目的とした補助制度(条件あり)もありますので、お気軽にご相談ください。
多様化する子育て支援のニーズに応えるため、多くのボランティア会員が必要になっています。特に障がい児や複数の子どもを育てる家庭、ひとり親世帯など、特別な支援が必要な世帯に対応できる会員が求められています。子育てをひと段落した方、子育て支援に興味がある方などお気軽にお問合せください。

○まかせて会員 『子育ての手伝いがしたい』
とてもやりがいのある活動です。困っている世帯には様々なサポートが必要となりますが、支え合うことで子育てが楽しくできる沖縄市になることを願っています。
大泊 みどりさん(活動歴 約10年)

○おねがい会員 『子育ての手助けをしてほしい』
子どもが0歳~3歳の頃、仕事を休めないときなどに数回利用しました。預けている間の様子やご飯を食べた量等、細かく報告してもらえたため、安心して預けることができました。
伊禮 美幸さん(二児の母)

○こどもはみーんなで育てるものサァ
「子育て家庭とのつながりは豊かな人生につながります」
子育て支援をすることで応援する気持ちが相手に伝わり、自分にとっても相手にとっても心の豊かさが増してきます。世の中には、家族以外にも自分を大切にしてくる人がいると体感してもらうことが大事で、支援してきたこどもが大きくなって「入試に合格しました」などと報告してくれることがとても嬉しく、やりがいを感じます。
ちょっとでも“お手伝いしたい”と思ってくれた方は、お気軽にご連絡ください。
與座 初美 センター長

○てぃーだ基金
皆様からいただいた寄付金により「てぃーだチケット」を発行して、経済的困窮者の子育てを支援しています。

○沖縄市ファミリーサポートセンター
詳しくはホームページをご覧ください。

連絡先:沖縄市ファミリーサポートセンター
【電話】098-921-1234

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