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嘉手納飛行場第18航空団による騒音軽減のための取り組み

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沖縄県沖縄市

令和6年11月1日、沖縄市役所において、嘉手納飛行場に関する三市町連絡協議会(三連協)を構成する平田嗣巳沖縄市長職務代理者・副市長、當山宏嘉手納町長、渡久地政志北谷町長へ、ニコラス・エバンス第18航空団司令官から、令和6年4月以降新たに導入された嘉手納飛行場における航空機の騒音軽減対策について、説明がありました。
同説明会は、伊藤晋哉沖縄防衛局長が司会進行を務め、宮川学外務省沖縄担当大使、沖縄防衛局及び外務省沖縄事務所の職員も同席しました。
司令官の説明後は、参加した首長との率直な意見交換が行われ、各首長からは、三連協からの申し入れ等を踏まえて、飛行経路の改善を含む騒音軽減のための取組を行っていること、このような対話の場が設けられたことについて評価が示されました。また、各首長から令和6年4月以降の各市町の地区毎の騒音データの前年比について紹介され、騒音が減少傾向にあること、苦情件数も減っていることから、第18航空団による騒音対策のための取組は、一定程度の効果が出ていると考えるとした上で、今後も、対話を維持したい旨期待が表明されました。
これまで、三連協は長期にわたり飛行方法の改善による騒音の軽減を要請してきました。そうした中、今回、第18航空団から航空機の騒音を軽減する飛行運用について説明がありました。三連協は、当面は説明された航空機の飛行運用を見守ることとし、今後、更なる改善に向けた方策が見いだせるようであれば、改めて米軍側へ提案する考えを示しています。

■説明内容
(1)沖縄を含む日本の周辺地域では、各国が軍事力の強化を図り、軍事活動が活発化
(2)ローパス・タッチアンドゴー訓練における戦闘機の旋回地点につき、
ア 周辺住宅地の騒音を軽減するために、可能な限り嘉手納弾薬庫地区及び洋上とすることで、旋回時の騒音を抑制
イ 反時計回りの旋回地点については、可能な限り嘉手納飛行場上空とすることで、旋回時の騒音を抑制
(3)東側への離陸時の飛行ルートにつき、金武湾に直進し洋上に出ることを徹底することにより、居住地域での旋回を抑制

問合せ:基地政策課
【電話】内線2391

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