地域おこし協力隊とは…?
都市地域から過疎地域等の条件不利地域に住民票を移動し、おおむね1年以上3年以下の期間、地方自治体の委嘱を受け、地域で生活し、各種の地域協力活動を行う人のことです。
地域おこし協力隊員の活動に要する経費は、地域おこし協力隊に取り組む自治体に対し、国から特別交付税措置があります。
※特別交付税は、受入自治体における取組実績を事後的に調査の上、実績に応じて総務省から自治体に対して交付されるものです。
■9~10月の活動トピックス 〔沖縄離島体験交流促進事業〕
9月11日から13日の間、一社)渡嘉敷村観光協会が受け入れた沖縄離島体験・デジタル交流促進事業で、北中城村立北中城小学校の5年生115名の島内での体験を企画・運営協力しました。
1日目は青少年交流の家海洋研修所で大型カヌー体験、石積み競争、海洋漂流物の分類を行いました。児童たちは渡嘉志久ビーチの海の青さに驚き、それぞれの体験を楽しみました。
2日目は2組に分かれ、一組は波嘉敷集落の歴史的建物や産業を学ぶウォークラリー「島みぐい」を行いました。6か所のチェックポイントには語り部の方々が立ち、児童にその場所の歴史や産業などを伝えました。もう一組は4班に分かれ、漂流後ゴミの物語づくり、稲わらリース作り、食べるシーグラス作り、白い砂決の背景の研究を行いました。それぞれにガイドの方々が付き、児童は真剣に体験していました。
3日目は宿泊先の青少年交流の家で振り返りとまとめを行い、語り部やガイドの方々に見送られながらフェリーで離島しました。
初めて渡嘉敷島を訪れた児童がほとんどでしたので、将来の来島を期待しています。今後11月末、12月に3校の来島が予定されています。島の皆さん、よろしくお願いいたします。
■渡嘉敷の野鳥 〔水辺のバレリーナ・セイタカシギ〕
私・小林は子供のころから自然が好きで、中学生の頃から野鳥を観察しています。学生時代は野鳥の研究をし、北海道、本州、沖縄、台湾などを探鳥旅行で巡りました。
昨年、渡嘉敷島に移住し一番驚いたのは、水辺のバレリーナとも呼ばれる美しいシギの仲間、セイタカシギが年中、渡嘉敷区の田んばにいることです。白黒の羽毛の身体にピンク色の長い脚が特徴です。田んばの虫を食べるセイタカシギが元気なのは、波嘉敷の田んばが元気な証拠です。皆さんも田んぼでセイタカシギを探してみてください。
◆Facebook「沖縄県渡嘉敷村地域おこし協力隊」で島の魅力を発信しています。
問合せ:観光産業課地域おこし協力隊
【電話】098-987-2323
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