村長だより第37号

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暑(あつ)さ寒(さむ)さも彼岸(ひがん)までといいますが、だいぶ朝夕(あさゆう)の暑さは和(やわ)らいできました。皆様(みなさま)も元気(げんき)にお過(す)ごしのことと存(ぞん)じます。
さて、去(さ)った8月9日(水)那覇市の自治会館(じちかいかん)で、岡田直樹(おかだなおき)内閣府特命沖縄担当大臣(ないかくふとくめいおきなわたんとうだいじん)と県内(けんない)39の市町村長(しちょうそんちょう)が一堂(いちどう)に会(かい)しての懇談会(こんだんかい)が行(おこな)われました。大臣は身長(しんちょう)188cmの見上(みあ)げんばかりの長身(ちょうしん)と堂々(どうどう)とした体躯(たいく)の持(も)ち主(ぬし)で我々(われわれ)は圧倒(あっとう)されたのですが、その一方(いっぽう)、柔和(にゅうわ)な表情(ひょうじょう)と優(やさ)しい語(かた)り口(ぐち)がたいへん印象的(いんしょうてき)な方(かた)でした。少(すこ)しの間(あいだ)、お話(はなし)させていただいたのですが、参議院議員(さんぎいんぎいん)を5期(き)務(つと)めた沖縄の政治家(せいじか)喜屋武眞榮氏(きゃんしんえいし)の「小指(こゆび)の痛(いた)みは全身(ぜんしん)の痛(いた)み」の話(はなし)をしましたら、ご自身(じしん)の出身地(しゅっしんち)石川県(いしかわけん)を例(れい)に出(だ)され強(つよ)い関心(かんしん)をしめされました。(沖縄を小指に例(たと)えて、沖縄の痛み、苦しみを全身(日本全体(ぜんたい))の痛みに感(かん)じてほしいと喜屋武氏は訴(うった)えた)。10月の2日から4日にかけて町村会(ちょうそんかい)で予定(よてい)していました静岡県(しずおかけん)への町村長研修(けんしゅう)も大臣の地元(じもと)石川県へ急遽(きゅうきょ)、その場(ば)で変更(へんこう)が決(き)まり大(おお)いに会場(かいじょう)は盛(も)り上(あ)がり、良(よ)い懇談会となりました。
また、同(おな)じく8月の26日(土)には自由民主党(じうゆみんしゅとう)沖縄県第一選挙区支部意見交換会(おきなわけんだいいちせんきょくしぶいけんこうかんかい)に参加しました。通常(つうじょう)、右左(みぎひだり)を問(と)わず政治色(せいじしょく)が強(つよ)い会合(かいごう)には参加(さんか)しないようにしているのですが、岸田首相(きしだしゅしょう)がお見(み)えになるとの事前情報(じぜんじょうほう)で、出席(しゅっせき)しました。総理(そうり)の会場での滞在時間(たいざいじかん)はほんの30分ほどでしたが、遠(とお)くからでも一国(いっこく)の総理のオーラが感(かん)じられ、さすがだと感(かん)じ入(い)りました。
村民の皆様のお陰(かげ)で、沖縄でひと月に2回も中央(ちゅうおう)の政治家(せいじか)に会(あ)えるという稀有(けう)な経験(けいけん)をさせていただきました。大変(たいへん)ありがとうございます。今回(こんかい)の経験が、どのように私の中で血(ち)となり肉(にく)となったかはわかりませんが、どこかで生(い)かせる機会(きかい)があれば幸(さいわ)いです。
かわりまして今月14日、15日は、みなさま待望(たいぼう)の「アの国まつり」が開催(かいさい)されます。昨年(さくねん)に負(ま)けず劣(おと)らずの企画(きかく)とゲストを招(まね)いております。ぜひご家族(かぞく)、お友(とも)だち連(づ)れで会場までお越(こ)しください。お待(ま)ちしています。