去る令和5年11月7日に、もちきび生産者の栽培知識及び技術の取得を図るため、粟国村役場会議室でもちきび栽培講習会が行われました。
講師に沖縄県南部農業改良普及センターと沖縄県病害虫防除技術センターの職員を招き、もちきびの特性の説明や粟国村の現状と今後の課題などについて話し合いました。
■もちきびの特徴
播種時期:1~2月上旬頃
発芽期~幼苗期:過度の乾燥は発芽不良となるため、適度な降雨が必要。
生育盛期~開花期:高温多湿を必要とする。
■対策
(1)雑草防除
害虫の発生原因となるため、収穫後は早期に耕耘し、播種前は除草剤の散布で対策。除草作業をしやすくするためにもすじ播きしましょう。
(2)土づくり
牛ふん堆肥の散布や、緑肥等を栽培して有機物を増やしましょう。
(3)鳥害対策
防鳥ネットや、横にロープを張り、銀テープやカラーひもを40センチ間隔でくくりつけて設置しましょう。
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