「むんじゅる」とは麦わらで作った日よけ笠「ムンガラ」「ムンジャラ」が訛って生まれた言葉です。沖縄のポピュラーな民謡の1つである「むんじゅる節」は粟国島が発祥の地といわれています。歌の中にある「むんじゅる平笠」は畑仕事のときに被っており、若者たちの憧れであるむんじゅる日笠を被った純情清楚な乙女に役人が恋してしまうという内容を中心に、島の素朴な生活の様子がうたわれています。また、粟国村では琉球舞踊の雑踊り「むんじゅる節」の発祥の地として、平成21年11月25日に村指定無形文化財に制定されております。
<この記事についてアンケートにご協力ください。>