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民生課だより 令和5年7月号

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沖縄県粟国村

■キビ刈・農作業・夜間の歩行・屋敷内ハブに注意!
粟国村において、令和2年度17匹、令和3年度59匹、令和4年度152匹、令和5年5月末現在で48匹、累計290匹が捕獲されています。
ハブの被害は、農作業や草刈りの作業中がもっとも多く、全体の60%あまりになります。
作業時は必ず長めの長靴をはき、見通しの悪い草むらでの作業は、最初に草刈機を使用し鎌などの手作業はできるだけ避けましょう。

◇ハブの活動
秋から冬は、ハブの被害がもっとも多い時期である。
残念ながらハブは冬眠しません。冬は活動が低下するが暖かい夜には活動します。
ハブの1日の行動範囲は広く、状況にもよりますが約200m以上、獲物を狙うため行動します。
ハブの被害のうち4~5割がキビの刈り取りや草刈り、農作業時に起きている。
日中に草や農作物の陰に潜むハブに、人が作業中に接近しかまれてしまう。
ハブは夜行性であるが、その被害は日中の方が多いく、近すぎた人にむやみにかみつきます。
夜間の接近よりも日中に隠れて休んでいるハブへ人が近づく機会の方が多い。
つまりハブの活動よりも人の活動が被害の主な原因である。

◇かまれやすい部位
手足の先が多く、全体の95%を占める。
最も多いのが手先の指である。次に多い部位は手の甲と手のひらである。
足も少なくはないが、作業中に身に着ける長靴が、完全ではないが被害を減らしている。
手袋はハブの牙には無力である。効果があるものとして、溶接用の皮手袋がある。

◇ハブのおおきさ
ハブは孵化してから2年~3年で1m前後に成長します。
よく見かけるハブの大きさは、1~1.5mの間で、沖縄県での最大記録は2m42cmです。
粟国村においては、60cm~2m10cmのハブが捕獲されております。

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