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自治体の皆さまへ

村長だより第36号

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沖縄県粟国村

先(さき)の台風(たいふう)6号(ごう)により、被災(ひさい)されました皆様(みなさま)には心(こころ)よりお見舞(みま)い申(もう)し上(あ)げます。本村(ほんそん)では、急患(きゅうかん)、けが人(にん)、また、崖崩(がけくず)れ、土砂災害(どしゃさいがい)、断水(だんすい)の報告(ほうこく)もなく、一部停電(いちぶていでん)がありましたが、一昼夜(いっちゅうや)で復旧(ふっきゅう)しました。大(おお)きな人的事故(じんてきじこ)がなかったことに胸(むね)をなでおろしています。しかしながら、農作物(のうさくもつ)への被害(ひがい)は甚大(じんだい)です。新聞報道(しんぶんほうどう)によりますと8月8日現在(げんざい)でサトウキビの被害(ひがい)は、沖縄県全体(おきなわけんざんたい)で9億(おく)2,160万円(まんえん)に上(のぼ)るとの事(こと)です。8月7日に南城市(なんじょうし)や糸満市(いとまんし)のサトウキビ被害(ひがい)を視察(しさつ)した玉城知事(たまきちじ)は、いち早(はや)く補正予算(ほせいよさん)での対応(たいおう)について言及(げんきゅう)しておられました。期待(きたい)したいものです。
粟国村(あぐにそん)が災害(さいがい)に強(つよ)いのは、ひとえに先人(せんじん)の築(きず)き上(あ)げた治山治水(ちさんちすい)の功績(こうせき)のおかげであり、役場(やくば)としてもその精神(せいしん)を引(ひ)き継(つ)ぎ、村民(そんみん)の安心安全(あんしんあんぜん)を確保(かくほ)する所存(しょぞん)です。村民の皆様の変(か)わらぬご指導(しどう)ご鞭撻(べんたつ)のほどよろしくお願(ねが)いいたします。
また、停電時(ていでんじ)に速(すみ)やかな復旧工事(ふっきゅうこうじ)で家庭内(かていない)に明(あ)かりをもたらしてくださる粟国電業所(あぐにでんぎょうしょ)の皆様、沖電工(おきでんこう)の皆様に、この誌面(しめん)を借(か)りて感謝(かんしゃ)申(もう)し上(あ)げます。ありがとうございました。今後(こんご)ともよろしくお願(ねが)いいたします。
かわりまして、8月12日にヤガン折目(ういみ)が行(おこな)われました。村(そん)を代表(だいひょう)して、神々(かみがみ)に村民(そんみん)の健康(けんこう)と村の繁栄(はんえい)を議長(ぎちょう)、副議長(ふくぎちょう)、役場職員(やくばしょくいん)共々(ともども)祈願(きがん)いたしました。ヤガン折目は、粟国村の一大神事(いちだいしんじ)でありますが、ここ数年(すうねん)は訪(おと)ずれる人(ひと)も少(すく)なく寂(さび)しい限(かぎ)りです。以前(いぜん)のような賑(にぎ)わいをみせてくれることを心(こころ)よりねがっています。神事の終了後(しゅうりょうご)に行われましたイベントでは、奉納相撲(ほうのうずもう)(コロナ禍(か)で接触(せっしょく)を避(さ)けるため取(と)り組(く)みは1番(ばん)のみとしました)を終(お)えた後(あと)、粟国三線愛好会(あぐにさんしんあいこうかい)、花染(はなず)みの皆さんによる民謡(みんようシ)ョー、女性連合会の皆様の踊りで70名(めい)ほどの観客(かんきゃく)に楽(たの)しんでいただきました。
まだまだ、暑(あつ)い日(ひ)が続(つづ)きます。お体ご自愛(じあい)下(くだ)さい。下火(したび)になったとは言(い)えコロナにも油断(ゆだん)することなく引(ひ)き続(つづ)きご用心(ようじん)ください。

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