■お薬を飲みすぎ、もらい過ぎには気をつけて!
健康管理を助けてくれるお薬。持病を抱えていたり、感染症や関節痛など急な体調不良で複数の医療機関にかかっていると、知らず知らずのうちにお薬の飲み過ぎ、もらい過ぎになっているかもしれません。
◆何が問題?
(1)身体に負担がかかる
飲む薬の量が多いだけではなく、多くの種類の薬を服用することで副作用を招いたり、飲み忘れや用量を間違えるなど、正しく薬が飲めなくなってしまう状態(ポリファーマシー)になり、体調が悪くなる場合があります。
6種類以上の薬を服用していると、ポリファーマシーの危険が高まるとも言われます。
(2)医療費や保険料に影響がある
治療や薬が重複すると、その分の医療費が高くなります。重複の分の医療費がかさむと、医療費を支える保険料(税)の引き上げにつながる可能性もあります。
◆どうやったら、お薬の飲み過ぎ・もらい過ぎを防げるの?
▽かかりつけ薬局をもつ
どの医療機関を受診しても、いつも薬を調剤してもらう薬局が「かかりつけ薬局」です。薬の飲み合わせや重複をチェックしてもらえ、服薬歴や副作用などを把握した上での助言が得られます。薬が余っている時も調整の相談にも乗ってもらえます。
▽お薬手帳を一冊にまとめる。
お薬手帳が複数あったり、お薬手帳を忘れると、薬の飲み合わせや副作用のリスクをチェックできません。お薬手帳は1冊にまとめ、災害時等の急病に備え、持ち歩くようにしましょう。
※自己判断で薬の服用をやめるのは危険です。必ず医師や薬剤師に相談しましょう!
お問い合わせ先:健康保険課 保健予防係
【電話】098-911-9163
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