■10月19日 アルゼンチン国 宮里道場65周年記念式典
棚原出身の故宮里昌栄(みやざとしょうえい)さんがアルゼンチンへ渡り、コルドバ市で開いた宮里空手道場の開設65周年記念式典が西原町さわふじ未来ホールで開催されました。アルゼンチンから訪れた82人の門下生が、迫真の演武を披露しました。
現在はアルゼンチン国内に78支部のほかアメリカ、カナダ、イタリアなど合わせて88の支部に4,500人の門下生が所属し、これまで10万人以上の空手家を輩出しております。
式では、故宮里氏の次男であり現館長である宮里昌利(みやざとまさとし)「沖縄空手道の発展に向けて空手の精神と技を承継させていきたい」と述べました。崎原盛秀(さきはらせいしゅう)町長は「宮里道場は沖縄、西原町の誇り。南米と沖縄の友好のかけ橋としてさらなる発展を期待する」とあいさつしました。
■10月23日 西原町のまちづくりを提案~ゆがふう塾 最終報告会~
中部9市町村の職員が地域の課題を調査研究する研修事業「ゆがふう塾」の最終報告会が西原町さわふじ未来ホールで行われまあした。今年度は西原町について「西原町ならではの観光振興」「琉球大学上原地区キャンパス跡地利用」「幸せ実感・選ばれるまちづくり(ウェルビーングの向上)」の3つのテーマについて研究成果が発表されました。
観光振興グループからは「コミュニティバスを観光に利用しよう!」、琉球大学キャンパス跡地グループからは「イノベーション拠点の設立とソーラーカーポートを導入しては?」、ウェルビーングの向上グループからは「幸福度を測る西原町独自の評価指標をつくりましょう」と提案し、導入による影響や実現までのビジョンもあわせて発表しました。
塾長の宮平栄治(みやひらしげはる)名桜大学教授は「データや指標だけではなく実際に現場にいって観察することが重要。今回のグループはそれが取り入れられていて感心しました。市町村に戻ってもここで学んだことを生かしてください」と話しました。
■10月26日 小中学生ビーチバレーボール大会
第15回西原町小中学生ビーチバレーボール大会が西原マリンパークきらきらビーチで開催されました。
秋晴れの空のもと、西原南小学校の平本嵩晴(ひらもとたかはる)さんの選手宣誓を皮切りに、出場した28チーム183人の選手達が、熱戦を繰り広げました。
また、地元の沖縄森永乳業(株)から参加者へ飲み物の提供がありました。
※詳しくは本紙をご覧ください。
■11月11日 ~守りたい 未来があるから 火の用心~
秋季全国火災予防運動(11月9日~11月15日)の一環として、東部消防前交差点で広報活動が実施されました。当日は、東部消防管内3町のキャラクターも参加し、横断幕やのぼり旗を活用して「火の用心」と「住宅用火災警報器設置」を呼びかけました。
東部消防組合管理者である与那原町の照屋勉(てるやつとむ)町長は「火災が発生しやすい時季を迎えるに当たり、火災予防意識を高め、火災の発生を防ぎ、人命と財産を守りましょう」とあいさつしました。
■11月15日 島尻青年会議所と町社協と連携!災害に強い西原町へ
(公社)島尻青年会議所と町社会福祉協議会と西原町の3者により、災害時に協力体制をとって円滑に連携するための協定が結ばれました。この協定により、災害時の支援活動や復興活動において3者で協力して災害対応に臨むことが出来るようになります。
また、締結式の前に「命を守る防災」と題した基調講演がありました。講師を務めた賀数淳(かかずあつし)氏は、内閣府認定の地域防災マネージャーとして何度も被災地に足を運ばれており、その豊富な経験をもとに震災の教訓を話しました。
賀数氏は「“防災に『なんくるないさ』はありません”東日本大震災の時も、1月の能登半島地震も先日の北部大雨災害の時も、現地の被災者は「まさか災害に遭うなんて思ってもいなかった」と口をそろえて言います。災害はいつどこで起こってもおかしくありません。日頃から命を守る心構えを!」と防災の意識と知識を高める重要性を呼びかけました。
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