西原町では、令和6年3月に健康増進計画「にしはら健康21(第3次)」を策定しました。
西原町は平均寿命や健康寿命が全国と比べて長いことをご存知ですか?
その一方で、65歳未満の働き世代の死亡率は全国より高い状況です。
このままでは、近い将来、平均寿命や健康寿命が下がる危険性があります。これは、今の働き世代だけではなく、将来大人になる今のこども達の健康課題でもあります。
良い生活習慣の積み重ねは健康につながります。こども達が健やかに育ち、町民の健康寿命を延ばすために、普段の食事・運動など生活習慣の見直しや、年1回健診を受診して自身の健康状態を把握しましょう。
■西原町の平均寿命は、県内1位(男性)!
一方で…65歳未満の死亡率が高い
平均寿命は、全国平均より高く男性はなんと県内1位、女性は3位と上位になっています。
健康寿命は、全国と比べて自立して生活している期間が長くなっています。
健康寿命を延ばして、平均寿命と健康寿命の差(不健康な期間)を縮める=健康で長生きを目指しています!
▽65歳未満死亡割合(R4)
厚生労働省(人口動態統計)
▽令和4年 65歳未満死因
出典:厚生労働省(人口動態統計 死亡票)
西原町の令和4年の65歳未満の死亡率は、全国と比較すると男女ともに高くなっています。
65歳未満の主な死因は、1位悪性新生物(がん)、2位肝疾患、3位脳血管疾患でした。
これらは、健診での早期発見・治療や生活習慣の改善で予防できる疾患です。
■[目指そう県内男女1位]健診の受診率が低く、体の状態を把握できていない人が多い
▽町のがん検診受診率(R4年度)
令和4年度地域保健・健康増進事業報告
▽特定健診(国保)受診率(R4年度)
特定健診は、40~65歳の働き盛りの年代の受診率が一番低い状況です。
がん検診で「精密検査が必要」と判定されても、受診しない方が多い状況です。
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