障がい者の福祉についての関心や理解を深め、障がいのある人の活動参加意欲を高めることが目的です。
■その人らしさを認め合い共に生きる社会へ向けて
平成28年に制定された「障害者差別解消法」では、障がいを理由とする「不当な差別的取扱い」を禁止し、障がいのある人から申出があった場合に「合理的配慮の提供」を求めています。
◇合理的配慮とは=障がいのある人から、何らかの対応が求められたときに、負担が重すぎない範囲で対応を行うこと。
例えば、「車椅子使用者に高い所に置かれたもの等を取って渡す」「通常は口頭で行う案内でも、本人の希望に合わせて紙にメモをして渡す」など。
※令和6年4月1日に「改正障害者差別解消法」が施行され、事業者による障がいのある人への「合理的配慮の提供」が義務になります。
■地域でつながり、支え合う
地域生活支援センターI型事業所では、創作・生産活動など、利用者同士の交流を通して、地域で生活する障がい者が、その人らしく自立した日常生活や社会生活を送れるよう支援しています。また、社会福祉士、精神保健福祉士などの専門家による相談も行っています。
・地域生活支援センターグッドモーニング
場所:長田1-24-27
【電話】836-0878
[開所時間]9時~19時(年中無休)
*相談支援は9時30分~17時
◇相談窓口
相談支援事業所では、社会福祉士、精神保健福祉士等の相談員を配置し、障がいのある方の生活に関する相談等に対応しています。
来所の際は、事前にお問合せください。
・相談支援事業所 ひかり
場所:首里石嶺町2-97-1
【電話】886-6688
・地域生活支援センター Enjoy(えんじょい)
場所:浦添市前田1004-9
【電話】877-0552
・さぽーとせんたーi(あい)
場所:三原2-6-1 2階
【電話】987-1167
・障がい者相談支援センター すこやか
場所:古島2-14-4
【電話】884-3872
■ヘルプマーク
外見からはわからなくても、障がい等により何らかの援助が必要であることを表しています。
本市では、障がい福祉課窓口で配布しています。
・障がいについての理解を深めるパンフレットを配布中:本庁舎1F総合案内、3F障がい福祉課
・障害者の差別解消に向けた理解促進ポータルサイト
※詳しくは本紙掲載の二次元コードからご確認ください。
■障がいがあるってどういうこと?
障がいを知る一助となる本を紹介します。
◇(1)汐文社
ねえ、きいてみて!みんなそれぞれちがうから
著者名:ソニアソトマイヨール
◇(2)日本図書センター
みんなとおなじくできないよ障がいのあるおとうととボクのはなし
著者名:湯浅 正太
◇(3)鈴木出版
わたしの心のなか
著者名:シャロンM.ドレイパー
◇(4)汐文社
えほん障害者権利条約
著者名:ふじい かつのり
◇(5)金の星社
てるちゃんのかお
著者名:藤井 輝明
■アンケートのお願い
市では「令和5年度障がい者差別に関するアンケート」を実施します。障がいのあるなしにかかわらず、回答のご協力をお願いします。
昨年度実施した結果は公式ホームページで公表しています。
問合せ:障がい福祉課
【電話】862-3275
<この記事についてアンケートにご協力ください。>