那覇市の水道は、1933年(昭和8年)に給水を開始して今年で通水90周年を迎えます。本市の水道は創設期、復興期、拡張期を経て、現在は維持管理(更新・耐震化)事業を推進しています。これからも市民のみなさまに安全・安心な水道水を供給することに努めてまいります。
(※詳しくは本紙をご覧ください。)
■創設期(1933~1945)
那覇市は昔から飲料水に乏しく、雨水や井戸水、湧き水に頼っていました。その後、宜野湾村(現宜野湾市)に水源が見つかり、1933年9月に那覇市で給水が開始されました。
■復興期(1946~1959)
戦後の深刻な水事情に対処するため、1949年に市内一部で簡易水道を布設し、その後、米国政府よる泊浄水場等の返還がなされ、1954年から本格的に水道事業が再開しました。
■拡張期(1960~2012)
1963年に泊浄水場の拡張がなされ、1972年の本土復帰を機に、5次にわたる拡張事業を推進し施設の拡充整備を行い、2002年7月に泊配水池が完成しました。
■維持管理期(2004~)
2004年5月に新都心地区の配水管布設工事完了により、本市の施設整備はほぼ完了し、現在は復帰前後に布設した管路の更新事業や基幹管路などの耐震化事業を推進しています。
このたび、通水90周年を記念して、本市水道のこれまでの歩みとこれからの取組みなどを掲載した通水90周年記念誌「那覇の水道」を作成しました。
詳しくは、那覇市上下水道局HPをご覧ください。
問合せ:上下水道局企画経営課
【電話】941-7802
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