近年、人口減少や少子高齢化、生活スタイルの変化など社会の状況が大きく変わり、地域における課題が多様化・複雑化し、人々の心の触れ合いや繋がりまでもが薄れてきたと言われています。こうした中で、人々の交流を深め、活力に満ちた地域社会を築くために、地域コミュニティの新たな形を模索し、市では、平成23年より小学校区まちづくり協議会の立ち上げを開始しています。
※詳しくは本紙をご確認ください。
■小学校区まちづくり協議会
„小学校区”をまちづくりの一つのエリアとし、校区内で活動する様々な関係主体がゆるやかにつながり協力し合い、地域の安全安心な暮らしを守るため、地域課題の解決に向けて取り組む組織です。
◇01.はじめに
地域住民や団体と知り合い、仲間を集めよう。
地域の魅力や課題を出し合い、地域の将来への思いを共有しよう。
◇02.準備会
コアメンバーを集めよう。
地域会議を開き、地域の声を拾おう。
組織の形を検討しよう。
◇03.協議会
ゆるく繋がり、無理せず、みなさんのペースで進めよう。
地域のニーズに対応するため、できることからやってみよう。
まちづくり協働推進課では、準備会・協議会を対象に補助金を交付し、組織運営をサポートしています。また、協議会設立に向けた準備会の手伝いなどの、相談・支援を行っています。
■一人ひとりが主役
現在、問題なく活動できている地域でも、20年、30年後には活動が維持できなくなっているかもしれません。未来を見据え、今のうちに地域のつながりを強め、地域が一丸となって対応できるようにしておく必要があります。仕事や子育てで頻繁に活動できなくても大丈夫です。地域のみなさんがゆるーく繋がることが大切です。みなさん一人ひとりの「これくらいならできる」を持ち寄って一緒にまちづくりしませんか。
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