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彩(Irodori)―みんなの個性で地元を明るく―(1)

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沖縄県那覇市

1月7日(日)、市内各17中校区にて「はたちの記念式典(成人式)」が開催され、3,149人が大人としての第一歩を踏み出しました。今月号は、石嶺中校区はたちの記念式典実行委員会の皆さんの取り組みの一部と式典当日の様子を特集します。

■はたちの記念式典の由来
民法改正により、2022年4月から成人年齢が18歳に引き下げられましたが、引き続き20歳の節目に式典を行う自治体は、成人式から「はたちの記念式典」などへ名称を変更しています。成人式の起源は、男子は元服(げんぷく)、女子は裳着(もぎ)の儀事に遡ると言われています。この儀式では、髪型や服装などを大人のものへと改め、成長をお祝いしたそうです。時代や地域によって成人式の役割を担うものは様々で、現在のような市区町村が主催する成人式は、戦後に始まりました。
※成人式の起源については諸説あり。

■このまちで、このまちと
本市のはたちの記念式典(成人式)は、平成15年1月より市主催の一括開催から、各中校区実行委員会形式による手作りの式典開催へ変更しています。
20歳(はたち)の皆さんが主体となり、地域の方々と一緒になって式典に向けた企画運営をすることで、市民協働の実践の場が創出され、20歳(はたち)の皆さんの社会人としての自覚や責任、地域への愛着が生まれるなど、地域協働への意識啓発につながり、若者の人材育成に期待できる取り組みとなっています。

■20年前、こんなことがありました
・地上デジタル放送の導入開始
・宇宙航空研究開発機構(JAXA)誕生
・阪神、18年ぶりリーグ優勝
・沖縄都市モノレール(ゆいレール)開業
・新都心地区、銘苅に中央消防署完成
・ゴルバチョフ氏、2度目の那覇市来訪

■石嶺中校区はたちの記念式典実行委員
実行委員長の眞栄里さん(前列右から2番目)は、「周囲の後押しで委員長を引き受けたが、次第に責任感が生まれ絶対に自分が成功させたいと思うようになった」と語りました。。他にも「素敵な式にしたい」「力になりたい」と思いを持った12名のメンバーが集まりました。
※写真は本紙をご確認ください。

■地域貢献活動
はたちの記念式典は、地域の皆さんの協力を得ながら開催に向け準備を進めました。これまで育ててくれた地元に感謝しつつ、今後は、貢献していく立場となることを自覚し、様々なボランティア活動に数多く参加しました。
・琉球王朝祭り首里(古式行列)
・石嶺小学校区まちづくり協議会グランドゴルフ大会
・城東小学校区まちづくり協議会イルミネーション設置・美化作業
・石嶺中校区青少協夜間街頭指導
・草刈り作業

■人生の節目の大切な式典を自分たちの手で。

◇プログラム・掲示物の作成
式典が上手くまとまるようにプログラムを組み立てました。また、スムーズな進行のため、掲示物や配布物を用意し、装飾物は保護者にも協力を得て作成しました。

◇横断幕の設置
式典について広く周知するため、みんなの目に留まりやすいようなデザインの横断幕を作成し、設置しました。

◇案内はがきの作成
事前に参加人数を把握するためアンケートフォームを作成し、はがきにQRコードを掲載するなど工夫しました。

◇事前会議
式典に向けて何度も会議を重ね、地域の人とも打ち合わせを行いました。いくつかの困難に直面しながらも、周りの大人に支えてもらいながら準備を進めました。

◇後輩3人組
後輩3人が前日準備と当日、応援にかけつけてくれました!

◇校長・教頭先生へ挨拶
石嶺中学校の校長・教頭先生へ体育館や備品借用のお願いをしました。無事に借用許可をいただけた時は、ほっとしました。

◇思い出のスライドショー
インスタグラムで呼びかけ、集めた写真をもとに動画を編集しました。
Instagram:ishim_inechu31

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