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事業者の高度IT資格取得などを応援しています

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沖縄県那覇市

高度IT人材などの創出を目的に、市民や市内従業者の資格取得にかかる試験や研修、またイベント参加等に関する経費の一部を補助しています。
対象経費:受験費用、研修参加費用、イベント参加費用、資格試験や研修・イベント参加に係る旅費、その他、必要と認められる経費(交付決定後に発生するものに限る)
補助額:対象経費の2分の1以内1事業者あたりの交付限度額は50万円※内容により異なる

■令和6年度も5月頃公募開始予定
昨年度、この事業を利用した株式会社イーサーの伊是名さんに、お話を伺いました。

―参加したイベントと、参加しようと思った理由を教えてください。
セキュリティに関するビジネスを検討する中で、Hardening Projectへの参加が候補に挙がりました。これは、サイバーセキュリティに関するもので、多くのエンジニアが集まり、サイバー攻撃を受けた際の対応について演習を行うイベントです。参加することで、現在のサイバーセキュリティ界隈の動向を得、それを足がかりにビジネスの幅を広げたいと考えました。

―イベント参加によって、事業所として仕事の幅は広がりそうですか?
Hardening Projectは、参加した他社を交えて演習を進めるので、技術面と運用面ともに多くの学びが得られました。参加するまでは、サイバーセキュリティは技術的なものがメインだと考えていましたが、運用面で「何かあった場合の対応」を考えることも重要だと痛感しました。必要な技術や知識の習得、それを全体の教育につなげるなど、今後のビジネス展開に重要だと考える取組を社内で継続して実施しています。セキュリティ分野を会社の強みとすべく人材育成を行い、お客様の要望に応えていくことで仕事の幅が増えると確信しています。

―市の補助事業は、イベント参加のきっかけになりましたか?
参加により得られる知識や経験が間違いなく今後のビジネスに有益だと考えていたHardening Projectですが、北海道での開催だったため、研修参加を即座には決定できませんでした。すぐにビジネスにつながり、対価が得られるものではないため、会社として派遣すべきか判断に悩みました。その際に市の補助事業を知り、研修派遣のハードルは格段に下がりました。

―この補助金は資格の取得にも利用できますが、取得を考えている資格等はありますか?
高度情報処理技術者試験の「情報処理安全確保支援士」です。ベンダーが提供している資格など、ビジネスに直結する資格もありますが、受講料が高額なため、おいそれと受験することはできません。補助事業を利用することで、我々のような小規模企業でも、より高みを目指すため、資格取得を志すハードルが下がる事は、ビジネスの幅を広げる点で有益だと感じます。

◇株式会社イーサー
住所:安謝1-18-20 めぞねっとおかっぱだいだい2
【電話】864-1300
【HP】https://www.e-sir.co.jp/

問合せ:商工農水課
【電話】951-3212

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