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那覇市歴史博物館

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沖縄県那覇市

■小禄村合併70周年 企画展「ウルク今昔」
那覇の歴史は小禄から始まります。日本最古とされる3万年以上前の人骨、縄文時代に相当する集落跡など、先史時代の遺跡が複数確認されており、早い時期から人々が生活を営んでいたことが確認できます。
1673年尚貞王の時代に、真和志間切から小禄村・金城村・儀間村の3村を、豊見城間切から大嶺村・宇栄原村・赤嶺村・高良村・具志村・当間村・安次嶺村・ぐし宮城(みやぎ)村の8村を分割して、琉球国の行政区として小禄間切が誕生しました。その後、湖城(くぐしく)村・松川村・堀川村・田原村が新設され、最終的には15村で構成される間切となりました。近世・近代を通じて畑作・織物生産・養豚が盛んでしたが、なかでも小禄紺地(ウルククンジー)は県外にも出荷され、名声を博しました。
今回の企画展では、ガジャンビラ丘陵で発見された土器、小禄にかつて設置されていた馬車軌道のレールや小禄紺地、那覇市合併直前の小禄村議会会議録を展示します。小禄が歩んだ歴史をぜひご観覧ください。
展示期間:7月5日(金)~9月2日(月)
※ぐし宮城の「ぐし」は環境依存文字のため、置き換えています。正式表記は本紙をご覧ください。

開館:10時~19時木曜休館
観覧料:一般350円(大学生以下無料)

問合せ:那覇市歴史博物館(パレットくもじ4階)
【電話】869-5266

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