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8月は食品衛生月間です

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沖縄県那覇市

気温が高く、湿度の高い夏場は細菌による食中毒が多く発生する時期です。昨年度、市内において食中毒事例は7件、患者が15名発生しました。うち、カンピロバクター属菌による食中毒が半数以上です。カンピロバクター属菌は、肉の鮮度にかかわらず、食肉には高い確率で付着しています。肉を食べるときは生や半生の状態でないか気をつけ、十分に加熱して食べましょう。

市では、8月1日から8月31日の期間を「食品衛生月間」と定め、食中毒を予防することを目的として各種の取り組みを実施しています。食中毒予防の三原則(1)つけない(2)ふやさない(3)やっつけるを合言葉に、食品衛生の普及を啓発するとともに、事業者に対し、HACCP(ハサップ)に沿った衛生管理に基づき監視指導を行っていきます。市民・事業者・行政が力を合わせて、食中毒ゼロを目指しましょう。
那覇市保健所長 仲宗根 正

■手キレイに洗えてますか?〜食品衛生は手洗いに始まり 手洗いに終わる〜
(1)手のひらをよくこする
(2)手の甲を伸ばすようにこする
(3)指の間をあらう
(4)親指と手のひらをねじり洗いする
(5)指先・爪の間を念入りにこする
(6)手首も忘れずに洗う
※詳しくは本紙をご確認ください。

■食中毒予防の三原則

◇菌をつけない(清潔・洗浄・手洗い)
・調理器具は清潔に
包丁、まな板、ふきんなどは洗剤で良く洗った後に、漂白剤や熱湯で消毒し、良く乾かしてから保管しましょう

・手洗いはしっかり
調理前や食事前、卵・肉・魚をさわった後、トイレの後、ペットをさわった後などこまめに手を洗いましょう

◇菌をふやさない(温度管理)
・できあがった料理はすぐ食べる
室温で放置せず、なるべく早く食べるようにしましょう。多くの細菌が、10~60℃で増殖し、人間の体温と同じ36℃前後が最も繁殖しやすい温度です。適温の時間が長いほど菌は増殖し続けます。すぐに食べられないときは、しっかりと冷ましてから冷蔵庫で保存します。

・冷蔵庫の設定温度は適切に
冷蔵は10℃以下、冷凍は-15℃以下が目安です。庫内に詰めすぎると冷えにくくなってしまうので庫内容量の7割までにしましょう。

◇菌をやっつける(消毒・加熱)
・中心部までしっかり加熱
加熱調理の際には中心温度75℃で1分間以上を目安に。ノロウイルスには85~90℃で90秒間以上が有効です。

問合せ:生活衛生課
【電話】853-7963

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