■まちなみ共創編
◇新真和志複合施設の建設事業
市では、老朽化した真和志支所や中央公民館・図書館など7つの施設を集約し、那覇市民会館跡地に真和志地域の新たなコミュニティ拠点となる「新真和志複合施設」の建設事業を進めています。
新真和志複合施設の建設事業は、官民連携の手法を採用し、民間企業のノウハウ・経営能力・創意工夫などを活用することで、財政負担の軽減を図りながら、地域の価値や住民の利便性の向上を目指しています。
具体的には、設計・施工・維持管理を一括して発注することで、工期の短縮やコスト縮減が期待できること、約8千6百平方メートルの敷地のうち、市の施設が使用する区域の残りの土地を事業者に有償で貸し付け、事業者が民間施設を整備することで市の収入や税収の増加が見込まれることなどがあげられます。
昨年9月より事業者を募集し、提案内容や入札価格を総合的に評価した結果、今年6月に沖電開発株式会社を代表とするグループを落札者として決定しました。今後、9月定例会での議決を経て、本契約となる予定です。
◇事業提案の概要
敷地の南側に複合施設を建設し、敷地の北側は事業者と定期借地契約を締結し、事業者の資金で民間施設、複合施設と民間施設の平面駐車場を整備する計画です。
複合施設は4階建てで、真和志支所、中央公民館、中央図書館、こども発達支援センター、障がい者福祉センター、精神障がい者地域生活支援センター、教育研究所が入所予定です。民間施設は7階建てで、カフェやフィットネス、クリニック、保育施設、オフィスなどを誘致する計画です。
複合施設と民間施設、与儀公園の間には広場を設け、相互に連続性を持たせることで、これらの施設が一体となって賑わいと交流を創出する計画です。
■令和10年度(予定)NEW OPEN
・公民両施設を含む敷地全体を公園と見立てた計画です。
・エリア中央の広場は、地域住民や訪れる人が安心して過ごせる憩いの場とします。
※イメージ図は本紙をご確認ください。
問合せ:建築工事課
【電話】951-3227
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