虐待は、一般的に次の4つに分類されます。
■身体的虐待
殴る、蹴る等暴力により身体を傷つけること、意図的に子どもを病気にさせること等
(※子どもへの影響:体に障害が残ったり、場合によっては生命の危険に至ることも)
■心理的虐待
言葉により脅かす、無視する、子どもの目の前で家族に暴力をふるう(DV)等
(※子どもへの影響:表情が乏しくなったり、逆に暴力的な振る舞い等の問題行動につながること)
■ネグレクト
不適切な養育や愛情遮断、保護者としての監護の怠慢(乳幼児の放置)等
(※子どもへの影響:身体的な発育や情緒の発達が遅れたり、場合によっては生命の危険に至ることも)
■性的虐待
子どもにわいせつな行為を強要したり、させたりすること等
(※子どもへの影響:心に大きな傷を受け、深刻な精神的問題や行動上の問題を生じる可能性が高い)
※大人が「しつけ」という理由であっても、子どもに著しい苦痛を与えたり、子どもの成長に悪影響を及ぼす場合は虐待にあたります。
児童虐待はどこの家庭でも起こり得ることで、社会全体で解決しなければならない問題です。
児童虐待は、すべての国民に通告の義務が課せられています。
虐待通告の内容や通報者に関する秘密は守られます。連絡は匿名で行うことが可能です。
万が一、内容が間違いであっても、責任が問われることはありません。「子どもの泣き声が気になる」「養育放棄されている子がいる」「もしかしたら虐待かも…」と感じたら、まずは相談機関にご連絡ください。
・児童相談所(全国共通ダイヤル)【電話】189(24時間)
・コザ児童相談所【電話】937-0859(月~金8:30~17:15、土・日、祝祭日を除く)
・中部福祉事務所家庭児童相談室【電話】989-6603(月~金8:30~17:15、土・日、祝祭日を除く)
・おきなわ子ども虐待ホットライン【電話】886-2900(月~金17:30~翌日8:30、土日祝祭日24時間)
・町役場こども支援課児童福祉係【電話】968-2223(月~金8:30~17:15、土・日、祝祭日を除く)
・町子ども家庭総合支援拠点(総合保健福祉センター内)【電話】968-3023(月~金8:30~17:15、土・日、祝祭日を除く)
・町教育委員会学校教育課【電話】968-2991(月~金8:30~17:15、土・日、祝祭日を除く)
・町無料電話相談(育児相談)【電話】0120-138-016(無料)(24時間)
※または、各地区の民生児童委員へ情報提供をお願いします。
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