金武町けんこうニュースVol.107

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■沖縄県は長寿県から短命県になっています!65歳未満の死亡率が男女共にワースト!
1985年に沖縄県は、平均寿命男性76.34歳、女性83.70歳と日本一長寿県と呼ばれていました。しかし、2020年の平均寿命では、男性が全国ワースト5と残念な結果になっています。平均寿命の低下は、65歳未満と若くして亡くなられる方が、男女共に全国ワーストになっていることが影響しています。65歳未満死亡率が高い要因として、働き世代である40～50代の健診受診率が低いことや、再検査・要医療が必要だが、病院受診をせず、早期治療につながらないことが考えられます。金武町も同様で、全国平均よりも65歳未満死亡率が高い状況となっています。
▼令和3年度早世(65歳未満死亡割合)全国トップ3
▽男性
1位：沖縄県18.3%
2位：東京都13.4%
3位：神奈川県12.4%
▽女性
1位：沖縄県9.4%
2位：東京都7.5%
3位：埼玉県7.4%
厚生労働省人口動態

▼H28～R2年死因別統計調査

生活習慣病は、自覚症状がないまま進行するため、気づいた時には重症化し膨大な医療費や身体に障害が残ることもあり、最悪は命に関わります。健診は、生活習慣病を早期に発見し、予防することができます。健診を一度も受けたことのない方、長年受けていない方は、積極的に健診を受けましょう。そうすることで、私たちの身体が、いつまでも健康で元気に楽しい生活を送ることにつながります。

■治療中だけど健診は必要?
治療中の方も健診は必要です。治療中の際の検査は、その病気に関連する検査項目に限られています。特定健診は、血圧、脂質、血糖、肝臓、腎臓等の検査を含む全身状態を確認することができます。治療中の方も年に1回は健診を受け、健康チェックしましょう。

問い合わせ：金武町総合保健福祉センター
【電話】098-968-5932