南米各国町人会 金武魂 脈々と受け継がれる!!

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■ブラジル金武町人会創立50周年記念式典
令和6年8月11日(現地時間)、ブラジル金武町人会創立50周年記念式典がブラジルサンパウロ市内の沖縄県人会本部会館で開催され、金武町から仲間　一町長、嘉数　義光議長含めた訪問団11名と町人会関係者など、過去最多の400名あまりが出席して盛大に執り行われました。式典は、町人会役員や金武町海外移住者子弟等研修生受入事業の元研修生が中心となり運営され、元研修生等が琉球舞踊や三線演奏、エイサーなど素晴らしい余興を披露し、会場は大盛り上がりでした。
仲間　一町長は、「ブラジル金武町人会が永きに渡り確固たる地位を確立しておられるのは、歴代の会長をはじめ役員の方々並びに会員の皆様の努力の賜であり心より敬意を表します。」と述べ、町人会の功績を讃え祝福しました。また、長年に渡り町人会活動に貢献された方々や高齢者を表彰し激励しました。
出席した町人会関係者のみなさんは、久しぶりに再会する親戚や友人との交流や美味しい料理を堪能しながら相互の絆を深めました。午後3時に始まった式典も、午後9時過ぎまで盛り上がり、式典の最後は参加者全員でカチャーシーを踊り盛大に幕を閉じました。

◇ブラジル金武町人会(会員数約800人)
会長：國武　スザーナ　サナエさん
事務局長：池原　信栄さん
ブラジル金武町人会は、1971年(昭和46年)に、「在伯金武並里同郷会」として発足。現在はブラジル金武町人会として活動している。

◇アルゼンチン金武町人会(会員数約170人)
会長：新里　マーリオさん
今回の南米訪問の機会に、アルゼンチンへの訪問も予定しておりましたが、予約していた飛行機が急遽欠航となり、アルゼンチン訪問が叶わず金武町人会の皆さんと交流することができませんでした。
次の機会にはぜひ訪問しますので、よろしくお願いします。

■コロニア・オキナワ入植70周年記念祭典
令和6年8月17日(現地時間)、ボリビアのサンタクルス県コロニア・オキナワの入植70周年記念祭典がオキナワ日本ボリビア協会で開催されました。セレモニー前には慰霊祭も行われ、ボリビア金武町人会関係者や仲間　一町長が参列しました。セレモニーでは、金武町人会役員や元研修生が企画運営等の役割を担い、ご活躍されていました。祝賀会では、元研修生が出演する琉球舞踊やエイサー等が披露され、入植70周年を盛大に祝い、出席者同士の親睦を深めました。

ボリビア訪問にあたり、第2移住地にあるボリビア金武町人会山城　オスカル会長宅にて、8月16日に金武町長歓迎交流会が、8月19日にはサンタクルス市内の當山　ギエルモさん宅にて親睦会が開催されました。町人会会員や元研修生の皆さんが集い、親睦を深めました。

◇ボリビア金武町人会(会員数は約40人)は、金武出身移民1世～3世とその家族等で構成され、会員同士の集い、毎年金武町から派遣される研修生との交流等により会員同士の親睦を深めています。

■～ペルー訪問～　金武町人会の皆さんと交流
仲間　一町長はブラジルを訪問後ペルーを訪れ、ペルー金武町人会の皆さんと交流・意見交換を行いました。歓迎セレモニーでは、2002年の研修生の仲間　タニアさんが司会を務め、元研修生による三線演奏やラテンのリズムでダンスを踊ったり、伊芸　マヌエルペルー町人会長から熱烈歓迎を受けました。また、2018年の研修生の安富祖　稔さんは、「研修の機会を頂き深く感謝しています。先祖たちの習慣や日本文化を深めることができました。ペルーと金武町のより良い未来を築くために努力を続けます。」と挨拶を述べました。仲間　一町長は、「金武町人会の益々のご発展と今後も両国の交流を継続し、絆を深めていきましょう。」と挨拶しました。

◇ペルー金武町人会(会員数約100人)
会長：伊芸　マヌエルさん