ハブは、年間通して冬眠することがなく、冬でも活動しています。また暑くなる5月から6月にかけて動きが活発になります。1年のうちで9月から11月にかけてハブの数が増加する時期であり、県内では農作業や草刈りなどで咬症被害も発生しています。沖縄県では、9月1日から11月30日までハブ咬症防止運動月間と定めています。
◆ハブと遭遇しないための対策
(1)石積みなどの穴を埋めましょう。
(2)エサとなるネズミが発生しないように清掃をしましょう。
(3)敷地、所有地の雑草が伸びないようにこまめに管理をしましょう。
(4)草刈りをする場合は、長靴を履いて草刈り機を使用して作業しましょう。
※雑草が長い場所や、見通しの悪い草むらでの手作業は避けるようにしてください。
◆ハブに咬まれた時の対処
(1)慌てずにハブかどうか確認します。ハブの場合は普通2本(1本あるいは3、4本の時もあります)の牙のあとがあり、数分で腫れと痛みが出てきます。
(2)走ると毒の回りが早くなるため、大声で助けを呼び、すぐに医療機関を受診しましょう。
※医療機関へ向かう際は、車で運んでもらうかゆっくり歩いて行くようにしてください。
(3)病院まで時間がかかる場合は、包帯やネクタイなど帯状の幅広い布で咬まれた部位より心臓に近い部分を指が1本通る程度にゆるく縛りましょう。
※細いひもなどで強く縛ると血流が止まり、逆効果になる場合もあります。
問合せ:住民生活課 生活環境係
【電話】098-968-2460
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